「話の噛み合わない人」への正しい対処法
2019年01月16日 公開 2023年09月05日 更新
話があちこち飛ぶ会議をどうまとめるか?
会議の席を、噛み合わない話で混乱させる人もいます。例えば「売上げを上げるには」というテーマで話をしていて、「どのエリアが弱いか抽出しよう」「営業の分析システムは……」というところまで話がきたら、突然「システムと言えば、在庫管理のシステムどうなった?」などと言い出す人です。
このタイプの好きなセリフは「~と言えば」。小さなキーワードに食いついて、そこから自分のしたい話に持っていってしまうのが得意技です。
ならば、こちらも同じ手で返しましょう。在庫管理システムの話の中で、「○○くんの報告によると……」というワードが出たら、「ああ○○くんと言えば、この前思わぬところで売上げアップに貢献してくれまして……」というように戻すのです。ただし、話し始めてすぐに行なうと角が立ちます。2~3分我慢して、良いキーワードが出るのを待ちましょう。
このように、噛み合わない人のタイプやレベルは様々ですが、いずれにも共通するのは、話題を自分の話にすり替えてしまうこと。それに負けず、本来の話を見失わないことが最重要。何を伝え、何に答えをもらいたいかを常に頭に置きつつ「対決」しましょう。