働き方改革は実践した者勝ち!
「決めて、略して、修正する」のサイクルを回していると、略せる仕事は山のようにあることがわかります。
今まで何も意識せず、来た仕事をひたすらやっていたから気づかなかっただけで、「80対20の法則」があるように、本当に重要な仕事は全体の2割程度しかありません。
例えば、私は営業課長時代、無駄な出張をやめさせました。それまで部下たちは簡単な打ち合わせのために地方へ出張していましたが、代わりに毎週同じ曜日の同じ時間に顧客へ電話で定期連絡を入れるように指示したのです。
これで十分コミュニケーションが取れるので出張の必要はなくなり、営業課の仕事は激減しました。これも単に「営業は客先へ出向くもの」という
思い込みがあっただけで、「無駄な仕事を略して、生産性を高めよう」とする意識さえあれば、誰でも改善できたはずです。
私が他の管理職と違ったのは、それを実践に移したことだけです。つまり、「実践した人が勝ち」ということ。誰もが頭では「残業をしない方がいい」とわかっていても、実際にやる人はまだまだ少数派です。
だからこそ、実践した人やチームは他に大きく差をつけられる。この記事を読んだあなたも、ぜひ今日から実践してもらいたいと思います。