皆で仕事のやり方を「考える」場を作る
もう１つ、チームの生産性を高めるために、管理職がやるべきことがあります。それは、「皆で仕事のやり方を考える場」を作ること。
「自分１人で生産性の高い働き方を考えろ」と言われても限界がありますが、チームの皆で議論すれば、１人や２人は良い知恵を出してくれるもの。それを全員で共有し、実践すれば、組織の力はどんどん高まります。
私が管理職時代は、１年のはじめにチームの皆で集まり、「今年はどんな仕事をやるか」「それを成功させるにはどうすればいいか」を議論していました。
無駄な会議は略すべきですが、チームで新しいアイデアを生み出すための場は積極的に作ることをお勧めします。
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『THE21』2019年4月号
発売日: 2019年03月09日この4月から関連法が施行されることもあり、ますます関心が高まっている働き方改革。国を挙げて取り組んでいる問題であるが、単に「残業禁止」「強制的に有給取得」などとするだけでは、どこかにしわ寄せがくるのは確実だ。真に皆が働きやすい社会を目指すにはどうすればよいのか、本特集では企業の取り組みから個人でできることまで徹底追及した。
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