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「嫌な職場」から“安全に”脱出する2つの方法

2019年07月02日 公開

ピョートル・フェリクス・グジバチ (著)

 

会社は「枠」か、それとも「軸」か

そもそも、僕たちがプロノイアをつくろうと思ったきっかけも、誰もが自己実現できる世界をつくりたかったから。そのために、会社を「枠」ではなく「軸」として働けるような組織を増やすことが必要不可欠でした。

「枠」というのは、文字通り組織の一員として属し、仕事をすることです(日本の伝統的な働き方ですね)。これでは個の能力が十分に発揮されません。

一方、会社を「軸」として捉えると、雇用形態に関係なく、正社員、インターン、ボランティアなどが互いにフラットに意見を言い合い、副業(複業)などを通じて社内外で自分らしい働き方を追求できる。つまり、一人ひとりが「タレント」として社会に価値をもたらせる働き方が可能になります。

働く意味や、働き方は十人十色。大切なのは自分の情熱や、自分にしか出せない価値を見出し、それを育はぐくむこと。そうした人材はいずれ、組織に大きなリソースをもたらします。個々の能力と才能が集まった結果、組織としてのパワーは一層高まるでしょう。

PLAY WORKを通じて、こうした個と組織の好循環を生み出したいと思うのです。

 

なぜ今、PLAY WORKなのか

では、日本人が従来の働き方を見直し、PLAY WORKを実践すべきだと僕が考える理由を、3つのキーワードを使って説明しましょう。

1.「働き方改革」だけでは不十分
政府主導で進められてきた「働き方改革」は、労働時間の削減が主目的です。長時間労働は改善されますが、「働くのが嫌」「仕事が面白くない」と仕事を苦痛に感じている人が多いこと自体の解決にはまったくもってなりません。

その結果、過度なストレスで疲れが溜まり、せっかくの休日も寝て終わりという人も多いでしょう。これではビジネスパーソンとしての成長は望めません。

まずは、ビジネスパーソンが「仕事は楽しい」と感じ、生き生きと働けるようにワークスタイルを変えることが先決だと考えます。

2.「人生100年時代」、今のままではお先真っ暗
定年を迎えれば嫌な仕事からも解放され、趣味やボランティア活動など自分のやりたいことで第二の人生を謳歌することができたのは過去のこと。

これからは、定年という概念が薄れ、元気なうちは働き続けることが一般的になっていきます。そうなったとき、多くの人は、「仕事がつまらない」と文句を言いながら生涯を終えることになります。

人生100年時代、「働くこと」は「生きること」と限りなく重なり合っていきます。

充実した人生を送るためには、一人ひとりが自分のワークスタイルを見直す必要があります。「働く=暇つぶし、つらいこと」から解放されるべきでしょう。

3.「AI」に仕事を奪われるなら、人間は何をすればいい?
定型業務を中心に多くの仕事がAI(人工知能)によって自動化されれば、人間は何の仕事をすればいいのか不安に感じている人も多いことでしょう。

ですが、見方を変えれば、AIの登場は僕たちにとっては朗報です。つまらない仕事や嫌な仕事を、AIが代わりに引き受けてくれるのです。人間はもっと自由にやりたいことを仕事にすればいいのです。

これらの問題提起に対する答えが、PLAY WORKなのです。こうした背景があり、今後、PLAY WORKは働き方改革の主流になるだろうと確信しています。

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