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「コロナ後に激変」ヘッドハンティング会社会長が明かす、生き残るリーダーの”6つの条件”

妹尾輝男(コーン・フェリー・ジャパン会長),鬼塚忠(作家エージェンシー代表)

2020年05月13日 公開 2024年12月16日 更新

 

コロナ禍がビジネスパーソンに示した「不都合な真実」と共生できるか?

(鬼塚)危機下でのリーダーの大切な6つのこと、とても貴重な教えですね。最後に、コロナ後の世界に期待しているビジネスパーソンに対して一言お願いしていいですか?

(妹尾)はい。最後に、この新型コロナ禍が仮に終息した後でも、経済不況が深刻な問題として世界を覆っているでしょう。それ以外にも様々な新たな問題が噴出して来る可能性もあります。

今回のコロナ禍が我々に与えてくれたことのひとつは、今後の世界では大きな世界的な規模の禍に対し、それを完全に駆逐することよりも、ある程度共存していくような生き方が求められるかもしれない、ということです。

この世界は完全ではなく何らかの問題が常に存在することを社会がいわば「不都合な真実」として受け入れて、粛々と経済活動、日常活動を送っていくことが大切なのかもしれません。

そして、リーダーはそうした生き方を自ら率先して示していく必要があるのではないかと思います。

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