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脳科学が明らかにした「成果を出す人ほどしっかり休む」の秘密



2021年05月03日 公開

岡田昭人(東京外国語大学教授)

 

休息にはなにをすればいいのか

休憩にどのようなことをするのかについては、さまざまな研究がされています。

・立って歩く
肉体労働を除くと、大半の人は勉強や仕事をする時は「座りながら」取り組んでいるでしょう。米カリフォルニア大学ロサンゼルス校のシッダー氏らは、幅広い年齢層の男女を対象とした調査によって、「座りすぎ」が記憶形成に悪影響を及ぼしていることを明らかにしました。1時間に5分程度歩き回るだけで、副交感神経が優位になり、脳にリラックス効果がもたらされるとされます。

・水分補給
米コネチカット大学のアームストロング博士らは、身体の水分不足が原因で集中力やモチベーションが減退する可能性を指摘しています。対策として、学習に集中する前に「0.5リットルの水分補給」が作業効率を高めることが明らかにされています。喉が乾いている自覚がなくても、身体からは常に水分が失われ続けているので、休憩時はこまめな水分補給を心がけることが大切です。

・瞑想
最近では瞑想によって思考や意思決定などを担う脳の部分が活性化され、ストレスホルモンが抑制されるといった効果が実証されています。リラックスした姿勢で、呼吸に意識を集中させ、ゆっくりと深く息を吸ったり吐いたりするようにします。頭に何か考えごとが出てきたとしても、その状況を慌てずに受け入れ、意識をゆっくりと呼吸へと戻し、繰り返すことで、安定した気持ちになるとされます。

 



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