感情的になったときに心を落ち着かせる言葉
多くの場合、感情的になるのは「怒り」を感じたときです。悲しみの陰にも、恐れの陰にも、「こんなことになってどうすればいいんだ!」という怒りが潜んでいます。それはあっというまに「責める」という別の感情を生み出します。
怒りが内側に向けば自虐的になって自らを責め、外側に向けば攻撃的になって人を責めます。
自他を責める怒りに心を奪われないように、怒りを巧みにかわして、心を落ち着かせるおまじないを活用しましょう。
(5)誰も悪くない。誰のせいでもない
誰も責めないことが、前に進む鍵です。出来事そのものは中立ですが、人はそれぞれの価値観ですべてを判断して一喜一憂しているのです。自分の立場を離れて、出来事を空の上から眺めるような気持ちで唱えてみましょう
(6)「時を味方につける」という方法もある
気が動転すると、どうしても感情的になりがちです。早急に解決しなくてもいい問題であれば、時を味方につけて、「物事が変化するのを待つ」という解決方法があります。これを唱えながら、「今、どうすべきか?」を心に問いかけてください。
(7)良くない体験は、良い体験の裏返し!
体験の良し悪しは、コインの裏表のように一体なのです。人生にはあとになって、「あの体験をして本当に良かった」と思うことがよくあるでしょう?今抱えている苦しい体験の裏に隠れている価値を、今すぐ見つけましょう。
(8)感情は私じゃない。感情はきっかけ
「感情=私」と錯覚すると、感情を傷つけられることを恐れてしまいますが、感情は、それを超えて気づきを得て成長するためのきっかけに過ぎません。今なぜ感情的になるのか、胸の内を掘り下げて、本当の理由と向き合いましょう。
穏やかで前向きな気持ちになれる言葉
心が乱れて苦しくなると、「早く穏やかな気持ちになりたい」と思いますね。でも心の中は、今の自分を否定する気持ちでいっぱい。その状態でどんなに心をゆるめようとがんばっても、空回りするばかりでしょう。
そんなときこそ、「どんな自分も全面的に肯定する気持ち」を養うことがとても大切です。人生には意味のない体験は一つもありません。自分をどんなに不甲斐ないと感じても、そんな自分を100パーセント肯定できるようになると、自然と前向きになれますよ。
(9)ありがとう!ありがとう!ありがとう!
最も心に響く言霊は「ありがとう」です。3回唱えるのは、「がんばっている自分」と「応援してくれる人」と「目には見えない力」の3方向に感謝するためです。何度も一心不乱に唱えれば、心が澄んできて必ず英気がよみがえるでしょう
(10)私は豊か。必要なものはすべて持っている
不足感があるとき、心は「ない」ものに向いています。満足感や幸福感は、自分の外側にはありません。それらは豊かな心が作り出すものだからです。どんな状況下でも幸せを感じ取る能力が、自分の内側に「ある」のです。
(11)この私は、私以上でも、私以下でもない
今ここにいる自分を差し置いて、自分はどこにもいません。今の自分は、自分以上でも以下でもないことに気づきましょう。誰とも比べようがない唯一の存在。だからこそ価値があるということが腑に落ちたら安心できますよ。
(12)大丈夫!すべてはうまくいっている
自分の言動が、自分の現実を作る材料になります。今の状況は、過去の自分の言動が引き寄せた結果なのです。未来を変えたいと思ったら、今の言動を変えましょう。まずはこのおまじないで心をシフトチェンジしてください。