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あらためて「利回り」とは? 初心者が確認したい“投資の超基本”

伊藤亮太(ファイナンシャルプランナー)

2022年05月20日 公開 2024年12月16日 更新

 

投資は時間が味方してくれる

投資には短期投資と長期投資があります。名前の通り、買ってから売るまでの期間が短期か長期かというものですが、どちらにもメリット・デメリットがあります。

短期投資はデイトレードやスイングトレードなどに代表される投資方法です。金融商品の日々の値動きを見て短期間で売買します。

メリットとしては「短期間で大きな利益を得られる」というものがあります。デメリットとしては「大きな損失をこうむる危険性がある」「相場に張り付いていないといけない」「頻繁に売買するので、多めに手数料が必要になる」などがあります。短い期間で売買する短期投資に対して、長期投資は3~5年、長ければ10年単位で売買を行うのが一般的です。

短期で利益を得る短期投資と違って、利益を得られるまで時間がかかるというデメリットを長期投資は持っています。また、長期間の運用なので将来の予測が難しい、長期保有することで運用コストがかかり続けるといったデメリットもあります。

メリットとしては分散投資などでリスクをコントロールできる、複利の効果で安定した利益が得られるといったものがあります。また、投資には企業をサポートするという面もありますが、そういった投資に向いているのは短期投資ではなく長期投資です。

短期投資と長期投資にはそれぞれ異なる特徴があるので、自分の目的に合わせて組み合わせることをおすすめします。

 

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