夢や目標に本気になった時、一番大切なのは自分の感情と向き合うこと。強く生きるために必要なネガティブな感情との向き合い方を、働く女性の生き方に着目した著作で有名な有川真由美氏が語る。
※本稿は、有川真由美著『感情の整理ができる女(ひと)は、うまくいく』より内容を一部抜粋・編集したものです。
【有川真由美PROFILE】
鹿児島県生まれ。熊本県立熊本女子大学卒。化粧品会社事務、塾講師、科学館コンパニオン、衣料品店店長、着物着付け講師、ブライダルコーディネーター、新聞社編集者など多くの転職経験をもち、マナー講習指導、新人教育の経験から、働く女性のアドバイザー的存在として書籍や雑誌などで活躍中。旅行作家としても台湾を中心に約35カ国を旅し、エッセイやドキュメンタリーを執筆する。
著書に、『仕事ができて、なぜか運もいい人の習慣』『30歳から伸びる女、30歳で止まる女』『感情の整理ができる女は、うまくいく』(以上、PHP研究所)『こころがフワッとする言葉』(廣済堂出版)『あたりまえだけどなかなかわからない 働く女のルール』『働く女! 38才までにしておくべきこと』(以上、明日香出版社)などがある。
感情の整理にはちょっとしたコツがある
本気で「自分の目標を叶えたい」「いい人生を送りたい」と考えたときに、自分のネガティブな感情を整理していくことは、どうしても不可欠なのです。
感情を整理するとは、心のメンテナンスをして、健全な状態に保とうとすること。
そのためには、感情をそのまま放置せず、自分の意志で積極的に、働きかける必要があります。
それは、ちょっとしたコツのようなものです。
実は、どんな仕事のスキルや成功哲学を学ぶより、自分の感情との付き合い方は、人生において重要なスキルといっていいでしょう。
自分の感情をどう整理していくかで、仕事のやり方も、人との付き合い方も、生き方も変わってきます。
自分のネガティブな感情に手を焼いて、引きずられる人生。
自分の感情を整えて、喜びや楽しさ、幸せを手に入れていく人生。
あなたは、どちらの道を選びますか?