店長の仕事と役割~いきなり「来週から店長になれ」って言われたら?
2016年01月22日 公開 2019年02月21日 更新
店長初日、お店に行ったら何をすればいいですか?
スタッフ全員と1人ずつ面談しましょう。全員の顔と名前をインプットすべし!
店長になって初めての出勤日、お店に行って最初に何をするかというのは、実は結構大事です。これは初めて店長になる人もそうですが、今いる店の店長から違う店の店長に異動する人にもあてはまることです。
初日にすべきことは、スタッフときちんと面談することです。そのためにも、事前に人事カードや履歴書を見ておいたり、社歴やキャリアパスのランク、人事考課の結果などに目を通しておきます。前任の店長が突然いなくなったということでなければ、きちんと人事に対する引き継ぎを受けておきましょう。
あわせて、お店の数字も見ておきます。少なくとも前年の分までは確実に見ましょう。
損益計算書(PL)もそうですが、客単価や客数の推移、ABC分析で売れ筋商品が何かを把握する、どんなプロモーションを行ってきたか、こういったことは最低限押さえておきたいところです。
初日は誰よりも早く出勤することもポイントです。出勤する人の顔と名前を覚えておいて、「○○さんだよね、おはよう。今日からよろしくね」と声をかけて迎えます。そして、できる限り面談の時間をつくり、一人ひとりと話をするのです。
そのためにも、いきなり店長自らがシフトインするシフトをつくらないことです。引き継ぎ期間があれば前任の店長に任せたり、スーパーバイザー(SV)に現場に入ってもらうなどして、とにかく面談をしましょう。面談というと堅苦しくなりますが、要はコミュニケーションをとるということです。これだけで、滑り出しは格段に変わります。