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生き方

対等になれず、蔑まれ...「自己肯定感が低い人」ほど人生損する理由

大嶋信頼(心理カウンセラー)

2018年07月29日 公開 2023年05月24日 更新

自己肯定感が上がるだけで人生は変わる

私は長年、心理カウンセラーをやっていて、自己肯定感が低かったクライアントさんの自己肯定感がどんどん高くなったときに、「あ! これまでと違って、大切にしてくれる人たちが寄ってくるようになった!」という現象を目撃しています。

それだけじゃなく、そのクライアントさんの自己肯定感が高くなれば高くなるほど「周りの人の自己肯定感まで高くなって、みんなで健康になっていく!」という現象まで見られたんです。

今まで、私は、自分の自己肯定感が上がることで誰かを犠牲にしてしまって、周りを苦しめてしまうのでは?と思っていました。

ところが、「え? 自分の自己肯定感が高くなったら、周りにいる人たちの自己肯定感も高くなって、みんなで楽しく健康的になれるの!?」ということを、目の当たりにして「なんだ! 誰も犠牲にしないんだったら自己肯定感って高くしてもいいんじゃん!」と思えるようになったんです。

自己肯定感を高めるための方法については、拙著『「自己肯定感」が低いあなたが、すぐ変わる方法』をお読みいただければと思いますが、まずは、これまでの悩みの根底に、自己肯定感の低さがあったということを認識していただきたいと思います。

 

著者紹介

大嶋信頼(おおしま・のぶより)

心理カウンセラー

株式会社インサイト・カウンセリング代表取締役。米国・私立アズベリー大学心理学部心理学科卒業。カウンセリング歴30年、臨床経験はのべ9万件以上。『それでも大丈夫 不安を力に変える方法』(青山ライフ出版)など著書多数。

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