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龍の飼い方・育て方~台湾No.1女性占い師がおすすめする開運法

龍羽ワタナベ(実業家/占い師)

2018年11月14日 公開 2023年01月11日 更新


黄金龍
 

龍の選び方・置き方

まず、龍の置物を手に入れましょう。世の中にはたくさんの「龍」が売られていますが、家に置くことや長く親しくさせていただくことを考慮し、家の大きさに見合ったサイズのものを選ぶことが基本です。狭い部屋に巨大な龍を飾るような、不釣り合いなことは避けたいものです。

その上で、姿かたちが気に入ったものを選ぶといいでしょう。見た目が気に入った龍がいたら、手に取ってみてください。その瞬間に「これだ」と感じ、親しみを覚えたなら、その龍とはご縁があるようです。

そして、その龍のお顔を見てください。龍と目を合わせてみて、何か通じ合うものを感じられたなら、その龍はあなたを待っていたのでしょう。きっとあなたのことを目いっぱい応援してくれるはずです。

こういう時は、自分の直感を大切にしてください。龍選びに限らず、自分の直感を大切にすることは、成功への道しるべです。

最近は、インターネットの通販サイトなどで購入する方も多いと思います。その場合は、直接手に取って確かめることはできません。信用できるサイトであることが前提ですが、掲載されている写真や説明文をよく見て、ピンとくるものがあれば、そのような方法で購入してもかまわないと思います。あなたの元へ来るべき龍がちゃんとやってきてくれることでしょう。

ここで注意点がひとつあります。多くの龍は、爪で「宝珠」という珠をつかんでいますが、その爪の数を見てください。

すでにお話しした通り、龍には階級があります。五本爪の龍は、長らく中国皇帝専用とされてきた格の高い龍です。あなたが国家を背負うような立場でない限り、五本爪の龍は避けましょう。

せっかく「養龍」するなら、格の高い龍のほうがいいのでは? と思われるかもしれませんが、バランスが大切です。あなたが自分やまわりの人の成功を願うのなら、身の丈たけに合った三本爪か四本爪の龍を選んだほうが、開運エネルギーがマッチしやすいと言えます。

次に、家のどこに置くかを決めます。

龍に十分にパフォーマンスを発揮してもらうためにも、置き場所には気を配ったほうがいいでしょう。龍の習性と風水の理論に基づいて、おすすめの置き場所をお教えします。

龍は「水」を好み、「火」を嫌います。ガスコンロや電気製品、中でも電子レンジや冷蔵庫は「火」と見なされるので、これらのそばに置くことは避けます。テレビやコンピューターのそばも、龍は嫌いです。

方角としては「水」を象徴する北側がおすすめです。反対に、「火」を表す南側は避けたほうがいいでしょう。

ただし、あなたの家の窓から海や川、湖など水が見えるなら、方角にかかわらず、龍の顔をその方向に向けて、窓のそばに置くようにします。たとえ南側であっても、水があるということによる作用のほうが強いので、問題はありません。絶えず水が見えることで、龍に喜んでもらえます。

玄関や入口を入って右側に置くのもおすすめです。また、家の中に水槽があるなら、その横に龍を飾るのもいいでしょう。

華人は金運アップのために、家の財位(風水の金運によい位置)に水槽を置き、その中で赤い金魚を飼うことがよくあります。中華レストランや華人のオフィスに大きな水槽があり、その中に金魚が泳いでいる様子を目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。その水槽の横に龍を置くと、最強アイテムとなります。

置くのを避けたい場所は、寝室と子ども部屋です。龍のエネルギーが強すぎるためです。

また、龍は十二支で言うと「辰」になりますが、十二支の相関図で対極の位置関係にある「戌」とは相性がよくありません。犬の置物などと一緒に飾ることは、エネルギーを引っ張り合うことになるので、避けるようにします。
 

龍の選び方とおすすめの置き場所

1)家の大きさに見合ったサイズのものを選ぶ
2)姿かたちが気に入ったものを選ぶ。「これだ!」と感じたら、その直感を大切に
3)五本爪ではなく、三本爪か四本爪がおすすめ
4)キッチンなど火の近くに置かない。テレビやコンピューターのそばも避ける
5)方角は北側がおすすめ。ただし、窓から海や川、湖が見える場合は、その方角に龍の顔を向けて置く
6)玄関や入口を入って右側に置くのもおすすめ
7)水槽の横に置くと龍が最強アイテムに
8)犬の置物と一緒に飾らない
9)寝室や子どもの部屋には置かない

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龍に必ずしなければならないこと

著者紹介

龍羽ワタナベ(りゅうは・わたなべ)

実業家・占い師

台湾在住の実業家兼占い師。横浜市出身、青山学院大学卒業。中国・暨南大学への留学を経て、1997年に台湾で起業。台湾で初の「占いの館」や、クラブ、バーの店舗経営、フリーペーパーの出版のほか、現在では台湾進出企業のコンサルタントなども行なっている。
台湾でもっとも占いが盛んな台北において、「占いの館」の主幹として数十人の占い師を束ねるその実力は、“台湾No.1 女性占い師”として名高い。台湾元総統李登輝氏の手相鑑定をはじめ、自らの経験をいかした経営者視点のアドバイスは、台湾政財界の重鎮、日系企業の台湾支社長、プロスポーツ選手、芸能人までに広く支持されている。

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