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高飛車な女性、要領を得ない男性…話し方ににじみ出た"仕事の成果"

佐々木常夫(元東レ経営研究所社長)

2019年03月12日 公開 2022年04月25日 更新

相手の立場に立てる人は話もうまいし、仕事もできる

要領を得ない話し方をする男性と、高圧的な話し方をする女性は、まったく別人のように見えて実は根は同じです。それはどちらも「自分本位のコミュニケーション・スタイルになっている」ということ。

「話す-聞く」とはコミュニケーションそのものです。自分本位の話し方では、一方通行のコミュニケーションにしかなりません。どんな話し方をすれば、「相手にとって聞きやすいか」「相手が聞く姿勢を持ってくれるか」を意識しながら話すことが大切です。

また仕事についても、とりわけリーダーに関しては部下とのコミュケーションが重要な要素を占めます。

部下の立場に立って、彼らが働きやすい環境を整えてあげたり、適切な言葉掛けをすることがリーダーには求められます。つまり相手の立場に立って考えられる人は、相手の気持ちをつかむ話し方ができるし、仕事を円滑に進めることができるのです。

だからリーダーは、自分の話し方は、相手にどのように聞こえているかを考えて、相手の立場に立って話すことを心がけてほしい。

すると話し方だけではなく、仕事の成果まで変わってくるはずです。一石二鳥の成果が得られることでしょう。

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