現役東大生が明かした「受験勉強に”超役立つ”スマホの使い方」
2020年03月19日 公開
AIの力で簡単に暗記する
まずは暗記です。なにかを覚えるのって、結構大変ですよね。どれくらい見たら覚えられるとか、何回書いたら覚えられるとか、そういう具体的な指標が事前に見えないからです。
「こうすれば確実に覚えられる!」というものがないので、今までの暗記は雲をつかむような努力をするしかありませんでした。
しかしこれからの時代、AIの力を使いながら、「確実に暗記することができる」アプリケーションが出現したのです。使わない手はありません。
それがこのモノグサです。
これは、『ドラえもん』でいうところの“暗記パン”みたいなものです。まず、覚えたい単語や項目を入力します。英単語なら英語と和訳、歴史なら年号と出来事、といった具合です。
すると、それを使った多種多様な問題をAIが自動的に作成してくれます。
「この英語の意味を日本語で答えなさい」
「この日本語を英訳すると?」
「この4つの中から答えを選びなさい」
と、さまざまな問題の中からAIが判断して「この人は、この問題を出せばより暗記できるだろう」という問題を瞬時に出題してくれるのです。
私たちは、アプリで出題される問題をただただ解いているだけでいい。そうすれば、まるで『ドラえもん』の道具のように、どんなものであっても無理に努力をすることなく暗記できるようになるのです。
しかも、「〇日で暗記したい!」という目標を入力すれば、AIがそのスケジュールで暗記する道筋をすべて決めてくれます。
一度覚えたことを絶対に忘れなくする
次に紹介するのは、覚えた物事を忘れないようにするためのアプリケーションです。人間は、実はとても忘れっぽい生き物です。
みなさんは記憶というのは大体どれくらいで忘れてしまうかを知っているでしょうか?だいたい、人間は覚えたことを1日経ったら74%も忘れてしまうと言われています。つまり人間の記憶力なんて、たったの26%しか持続しないのです。
それをどうすれば忘れなくなるのかといえば、答えは単純で、「リマインド」をすればいいのです。リマインドとは復習のこと。何度も何度も復習して、それではじめて物事を忘れなくなるのです。
「reminDO」というアプリは、その名の通りリマインドをしてくれるものです。覚えておきたいことをこのアプリで入力しておけば、AIが理論的に導き出した「そろそろ忘れているだろうな」というタイミングに通知を送ってくれるのです。
私たちは、普通に生活してスマホを使っていれば、勝手にリマインドが飛んできて「ああそうだった、これ忘れそうになっていた!」と教えてくれるわけです。復習のベストタイミングをアプリが計算して教えてくれるという、優れものです!