「英語が全くダメ」だった女性が、追い詰められてつかんだ“短期間の習得法”
2020年04月18日 公開
一人旅をするなら非英語圏がおすすめ
初対面の外国人と会って英語で挨拶を交わし、ちょっとしたトピックについてお話しすることも苦でならなくなってきたら、さらに英語のアウトプットを続けたいなら……。
あるいは、どうしても日本語を話してしまって英語を話せないでいるなら……。思い切って一人でふらっと日本語が通じない国に行ってみることもおすすめです。
最初から英語圏に行くのはちょっとハードルが高いかもしれないですが、英語が通じそうな非英語圏がオススメです。
なぜ英語を話すために英語圏以外の国をおすすめするかというと、話す相手と知っている語句のレベルが揃えやすいからです。
自分の語彙力の範囲で話しかけられると「わかる!」そして「通じる!」という感覚をしっかりと覚えられます。
そして、「こういう言い回しもできるのか」と、勉強になったりします(たまに相手が間違っていることもあるので、復習も兼ねて後で改めて調べましょうね)。
たとえわからなかったとしても、「相手の母国語のアクセント強かったからな」って言い訳ができるので、強い失敗体験にならないこともポイントです。
近い文化圏で親しみやすいし、飛行機チケットも安いということで、アジアの都市やリゾートというのはとっかかりにしやすいかなと思います。
ヨーロッパの主要都市でも、観光地ではよく英語が通じます。
行ってみたい国のほうがモチベーションは上がると思うので、絶対にこの地域、というおすすめはありません。アドバイスするのであれば、親日国が良いと思います。
どうしても選べない!という方は旅好きの友人に相談したり、Instagramで「#おすすめ観光 #旅行好きとつながりたい」とかでいろいろ見てみてください。
個人的にはロシアが好きですが、おすすめはしません(ロシア語以外ほとんど通じない。)
他方、赤ちゃんから外国人労働者まで誰もが英語を喋れる英語圏に行ってしまうと、全員が手加減なしに英語を喋ってきます。
しかも、場所によっては相手のアクセントがキツすぎてあなたには通じないだけでなく(相手は自分の英語に自信満々ですから、言い換えもなし)、あなたの日本語アクセントがわからず、正しい英語も「これは英語じゃない」と決めつけられてしまう可能性があります。
(日本を知らない人は世界にたくさんいます。日本語のアクセントに慣れている外国人に対し、外国人慣れしていないネイティブ=地元っぽい人ほど、日本人の英語が聞き取れないということが起こりがちです)
日本の地方を旅行したら方言が強くて、日本人同士なのに相手の日本語がわからなかったとか、そんな類いのレベルで英語がわからないという体験は、武者修行のしょっぱなからは、あまりしたくはないものです。