血糖値を考えると間食はむしろお勧め
食べ方のコツは、最初に野菜、次に肉や魚などのタンパク質、最後に糖質を食べること。この順番なら血糖値の急激な上昇を防ぐことができます。
食事の間隔は空けすぎないようにしましょう。トータルの量が同じなら、「1日3食」よりも「1時間ごとに少しずつ」のほうが、血糖値の上がり方が緩やかになるという実験結果があります。その意味では、よくないと言われがちな間食も、むしろ、したほうがいいのです。
夕食は就寝の3~4時間前に終わらせてください。炭水化物の消化は2~3時間で済みますが、肉なら4時間かかることもあるからです。胃腸を働かせたまま就寝すると太りやすくなるうえに、睡眠の質も下げてしまいます。
このように、「何をどう食べるか」を適切に判断し、健康な食習慣を身につけましょう。それが高齢期の生活の支えとなるでしょう。