お金持ちのスケジュールは余白だらけ...モナコ移住で変わった「時間の使い方」
2023年07月25日 公開
お金持ちは予定を埋めない
予定で埋め尽くされた毎日に押しつぶされないために、ぜひ取り入れていただきたいのが、「30%の余裕」です。予定を100%きっちり決めるのではなく、あらかじめ30%の「自由な時間」「何もしない時間」を確保してしまうのです。
こうしてゆとりを持つことが、忙しい毎日の中でも、心を安定させることに一役買ってくれます。また、目の前の忙しさ、慌ただしさ、流れ込んでくる情報から離れると、長期的な目線で人生設計を考える余裕が生まれます。
私たちに与えられた1日の時間は、24時間。その24時間を、最高の未来を生み出すために使っていきたいですよね。
モナコで暮らす私は、「Have to do」の時間をなるべく最小限にするようにしています。そのために頭を使って工夫しています。
そして、「30%の余裕」で頭と心をまっさらにして「Want to do」、つまり、「私は何をしたいのか?」「何をして過ごすと幸せを感じるのか?」を考えるようにしています。すると、未来に希望を抱けるようになり、心が軽やかになっていくのです。
生きている以上、やらなければならないことがゼロになるなんてことはありません。だからこそ、意識して「30%の余裕」を持って、どうやったら「Want to do」の時間を増やせるかを、考えていきたいですよね。
【エミチカ】
起業家プロデューサー、美容家、EMICHIKA Co.Ltd代表取締役。三重県出身。モナコのパレスエリア(王宮前)で暮らす唯一の日本人。50歳のときに眼科医の夫が急逝し、2人の子どもを抱えながら2億円の負債を抱える。51歳で美容ビジネスを立ち上げ、わずか5年で年商7億円企業に成長させる。しかし、その後大病を患い、生き方やビジネスの進め方の大転換を迫られる。その経験から、「古い価値観を手放して手ぶらになる生き方」にシフトし、本物の自由を手に入れる。2018年には、知り合いなし、コネなし、語学力なしの状態から、持ち前の行動力で次々とコネクションをつなぎ、「大富豪でなければ住めない」と言われ、世界中のセレブが集まる国・モナコで暮らし始める。また、「本物の幸せを見つければ人生は変わる」というアイデアをスピーチした海外TEDxは、2022年7月度の世界最高再生回数を記録(日本人女性初のランクイン)し、好評を博している。現在は、モナコのパレスエリアと日本を行き来しながら、多くの女性たちのプロデュースを手がけている。