1. PHPオンライン
  2. 生き方
  3. 「自分なんて...」謙遜癖のある人が無意識に恐れてきた“周囲からの嫉妬”

生き方

「自分なんて...」謙遜癖のある人が無意識に恐れてきた“周囲からの嫉妬”

大嶋信頼(心理カウンセラー)

2023年10月17日 公開

 

嫉妬の発作を受けた時にどう対処する?

どうやら「嫉妬」は、高尚(知性や品位が高く上品なこと)とか高潔(気高く立派で、汚れがないこと)な人に向かって起こるみたいなんです。 「私なんてダメなんです」という謙虚さは「高尚」や「高潔」に見えてしまうから、"嫉妬の発作"を相手に起こさせてしまいます。

その"嫉妬の発作"を受けたときに「自分はダメなんだ」と自己肯定感がどんどん低くなってしまうだけだったんです。嫉妬をされないように謙虚に振る舞っていたはずなのに、逆に嫉妬を受けて自己肯定感が低くなってしまっていたんです。

では、どうすればよいのでしょうか?

具体的には「人に自分の問題を相談しない」とか「ほめられたらそのまま受け取る習慣をつける」ということを繰り返すだけでよいのです。

人に「上司からまた怒られて、自分はドンくさくて、いつも目の敵にされちゃうんだよな」などの相談はしないこと。

というのは、あなたは、相手が「あなたはそんなにドンくさくないよ!」と否定して慰めてくれる、というのを期待してそんな相談をしてしまうのかもしれません。

ところが、言葉でそれを返してくれたって、相手の脳の中では"嫉妬の発作"が起きてしまうので、結局は後になって「あの人にあんなことを言わなければよかった」という気持ちになってしまうんです。

それは、口では味方になっている体なのですが、相手の頭の中では「この人ずるい!」と嫉妬し攻撃することになるから。だから、どんどん自己肯定感が低くなって「まずいことしちゃったな」と後悔しちゃうんです。

「いいね! それ!」と言われたときも「ありがとう!」とか「いいでしょ!」と答える習慣をつけちゃうと、「あれ? どんどん自己肯定感が高くなっていく!」と感じるでしょう。それは、謙虚に振る舞ったがゆえの嫉妬をされなくなるから。自己肯定感って意外なことで高くなるんです。

 

関連記事

×