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女性の冬ボーナスの平均は37万円? 物価高で変化した“使い方の意識”

PHPオンライン編集部

2023年12月13日 公開 2024年06月13日 更新

女性の冬ボーナスの平均は37万円? 物価高で変化した“使い方の意識”


【図1】

2023年も残りわずか。冬のボーナスが気になる時期ですが、昨今の物価高騰を前に、消費の鍵を握るとも言われる"働く女性"の意識・行動にも変化がありそうです。

auじぶん銀行株式会社が発表した<全国の働く女性500名を対象にした「お金の意識とボーナス・投資」に関する調査>から見えてきたのは、貯蓄や節約だけでなく"投資"への興味の高まり。詳しい結果を紹介していきます。

 

2023年冬のボーナス、約半数は変化なし。平均金額は37万7,192円

調査によると「例年ボーナスがない」人を除き、今年の冬のボーナスが「変わらない・変わらない予定(53.4%)」と回答した人が約半数を占めました。「減った・減る予定(10.0%)」「今年はない(8.7%)」と回答した人は合わせて18.7%で、昨年の割合とほぼ同数です。

一方、「増えた・増える予定(12.1%)」は1割以上で、昨年の7.4%を上回る結果になりました【図1】。

実際にもらった(もらう予定がある)金額の平均額は37万7,192円でした。

 

使い道は貯蓄派が減少傾向に

ボーナスの使い道
【図2】

ボーナスをもらった(もらう予定がある)人に、主な使いみち(最も金額をかけること)を質問したところ、「貯蓄(56.4%)」に最も多くの票が集まり、次いで「消費(25.1%)」、「投資(13.9%)」という結果になりました【図2】。

昨年と比較で見ると、貯蓄の割合が約10%減り、消費や投資に最も金額をかける人が増えたことが分かります。

※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても100%にならない場合があります。

 

趣味にお金を費やす人が増えた

ボーナスの使い道
【図3】

ボーナスを「消費」する際、何に使うか聞いたところ、1位は「旅行(35.2%)」と3人に1人以上の人が回答。2位は「趣味(30.3%)」、3位は「外食(26.5%)」でした【図3】。

2022年の結果は1位「旅行」、2位「外食」、3位「ファッション」「美容」(同率)で、昨年は6位だった「趣味」が今年は2位と大きく順位を上げており、趣味の優先度が高くなっていることがうかがえます。

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