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本の要約サービスが発表する「2023年ビジネス書ランキングTOP10」

PHPオンライン編集部

2023年12月14日 公開 2024年12月16日 更新

本の要約サービスが発表する「2023年ビジネス書ランキングTOP10」

累計会員数110万人を突破した本の要約サービス「flier(フライヤー)」。本稿では、公開している約3,400冊の書籍の要約の中から、ユーザーの閲覧数が多かった「2023年最も読まれたビジネス書ランキング」を紹介します。

 

2023年最も読まれたビジネス書ランキング

本ランキングは「flier」の有料会員を対象に、スマホアプリおよびウェブのアクセス数(紹介書籍の要約閲覧数)を合算し順位付けしています。集計期間は2022年12月1日~2023年11月30日です。

1位:完訳 7つの習慣/スティーブン・R・コヴィー/キングベアー出版(FCEパブリッシング)(2013年発刊)
2位:頭のいい人が話す前に考えていること/安達裕哉/ダイヤモンド社(2023年発刊)
3位:聞き方の一流、二流、三流/松橋良紀/明日香出版社(2022年発刊)
4位:先読み!IT ×ビジネス講座 ChatGPT 対話型AIが生み出す未来/古川渉一,酒井麻里子/インプレス(2023年発刊)
5位:本当の自由を手に入れる お金の大学/両@リベ大学長/朝日新聞出版(2020年発刊)
6位:「説明が上手い人」がやっていることを1冊にまとめてみた/ハック大学 ぺそ/アスコム(2022年発刊)
7位:限りある時間の使い方/オリバー・バークマン,高橋璃子(訳)/かんき出版(2022年発刊)
8位:人は話し方が9割/永松茂久/すばる舎(2019年発刊)
9位:「すぐやる人」と「やれない人」の習慣/塚本亮/明日香出版社(2017年発刊)
10位:いつも機嫌がいい人の小さな習慣/有川真由美/毎日新聞出版(2019年発刊)

 

第1位『完訳 7つの習慣』

7つの習慣1

昨年の年間ランキングに引き続き1位に輝いたのは、2013年に発刊以来、全世界で4,000万部、国内250万部の販売部数を誇る不朽の名著『完訳 7つの習慣』(スティーブン・R・コヴィー/キングベアー出版(FCEパブリッシング))でした。

本書が2年連続で1位に輝いたことからも、ロングセラーの間違いない教えがユーザーから支持され続けていることがわかります。1位の他にも、5位、8位、9位、10位は、2020年以前に発刊されたロングセラーです。

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【FCEパブリッシング 7つの習慣編集部からのコメント】
「7つの習慣は極めて重要な本になっています」

全世界で驚異的なベストセラーを記録する「7つの習慣」の日本語版を、1996年に出版したときの序文です。それから本書は多くの読者に支えられ、flier社の年間ランキングで2年連続1位に輝くことができました。ありがとうございます。

感謝の気持ちと、驚きと興奮が湧き上がっています。応急処置で問題に対処し、即座の利益を求めることが一般的となっている現在、さらに本書の重要度は増していると実感したからです。

「7つの習慣」は、私たちの人生を支配する普遍的で不変的な原則中心の枠組みです。変転、断絶、混沌、未知の未来が広がる今日、確かな基盤となり、乱気流の中で方向性を示す明確なコンパスを、人々は切望しているのではないでしょうか。

多くの読者が、それぞれの理由や目的を抱えてこの本を手にしてきました。直面する問題は解決できると信じていますが、その実現は容易ではありません。この本を読むことは、自分の中心に小さな変化を起こし、大きな変革へと向かう最高の冒険となることでしょう。

flierユーザーの皆様、ありがとうございます。これからも新たな挑戦を積み重ね、成長と進化の体験を共有して参りましょう。引き続き、温かいご支援をよろしくお願いします。
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第2位 『頭のいい人が話す前に考えていること』

頭のいい人が話す前に考えていること

2023年12月1日に日本出版販売(日販)とトーハンが発表した「2023年の年間ベストセラー(ビジネス)」で第1位に輝いた『頭のいい人が話す前に考えていること』がflierでも大きな注目を集めました。リモート会議が常態化したいま、これまでよりも「スマートなコミュニケーション」へのニーズが高まっていることを感じます。

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【ティネクト株式会社代表取締役社長 安達裕哉さんからのコメント】
まずは多くの方に本書を読んでいただいたことに感謝いたします。この栄誉は、flierユーザーの皆様と、私の本を手に取ってくださった読者の皆様のおかげです。

今年、話し方やコミュニケーションをテーマにした本が多くランクインしたことは
現代社会においてこれらのスキルがいかに重要視されているかを示しているのでしょう。

実際、私たちは日々、多様な人々との交流の中で生きています。そのため、効果的なコミュニケーションは、個人的な成功はもちろん、心地よい人間関係を築くために不可欠な要素だと強く感じます。私の本が、読者の皆様のコミュニケーション能力向上の一助となれば幸いです。

これからも、より多くの方々に価値ある洞察を提供できるよう、精進してまいります。ありがとうございました。
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ロングセラーがランキング常連に

『完訳 7つの習慣』が、昨年に引き続き2年連続で年間1位という結果になりました。

そのほか、5位の『本当の自由を手に入れる お金の大学』、8位の『人は話し方が9割』、9位の『「すぐやる人」と「やれない人」の習慣』、10位の『いつも機嫌がいい人の小さな習慣』はいずれもロングセラーであり、フライヤーでもランキングの常連となっている人気作だそう。

このようにロングセラーがランキング常連となっている中、トレンドをつかんでいる新刊も存在感を発揮しています。

4位の『先読み!IT ×ビジネス講座 ChatGPT 対話型AIが生み出す未来』は、2022年11月に公開されて以降あっという間にインターネットの「インフラ」へと潜り込んだとも言えるChatGPTについて、日本語で初めて刊行された一般的な解説本で、相当な注目を集めたとのことです。

コミュニケーションに関係した書籍も変わらず人気があり、2位『頭のいい人が話す前に考えていること』、3位『聞き方の一流、二流、三流』、6位『「説明が上手い人」がやっていることを1冊にまとめてみた』はまさに、「伝えること」「伝わるための関係性のつくり方」にフォーカスした本。

2023年はコロナ禍が明けたこともあり、ビジネスにおいて対面で会話する機会が増加し、「コミュニケーションスキルの向上」が重要視されていることがわかりますね。

 

未来屋書店×flier フェア開催!

未来屋書店

「2023年最も読まれたビジネス書ランキング」の発表を記念して、イオングループの「未来屋書店」とコラボした書店フェアが開催されます。

各店舗に特設されたフェア専用棚には、「2023年最も読まれたビジネス書ランキング」にランクインした書籍の中から、未来屋書店とフライヤーがピックアップしたおすすめ書籍が並ぶそうです。

書籍につけられたPOPのQRコードを来店者がスマートフォンで読み取るだけで、 4,000字程度にまとめた各書籍の要約文を無料で「立ち読み」することができるんだとか。ランキング内に気になる書籍がある方は、ぜひ気軽に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

フェア名:未来屋書店×flier フェア
開催期間:2024年1月10日(水)~2024年3月9日(土)
実施店舗:全国の未来屋書店 96店舗(1月10日時点)
営業時間:各店舗の営業時間に準ずる
展開書籍:「2023年最も読まれたビジネス書ランキング」内、未来屋書店で発売している書籍

●出典元
プレスリリース(株式会社フライヤー)

 

著者紹介

フライヤー(flier)

ビジネス書の新刊や話題のベストセラー、名著の要約を1冊10分で読める形で提供しているサービスです。通勤時や休憩時間といったスキマ時間を有効活用し、効率良くビジネスのヒントやスキル、教養を身につけたいビジネスパーソンに利用されているほか、社員教育の一環として法人契約する企業も増えています。(https://www.flierinc.com/)

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