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[スッキリ仕事術] まずはやろう! 間違ったらやり直せばいい!

2012年08月17日 公開

野呂エイシロウ(放送作家、戦略的PRコンサルタント)

『[図解]すぐやる人になれる「スッキリ」仕事術』より》

「仕事はうまくいくはずがない」からスタートしよう!

なぜ、あなたは雇われているのか

 あなたが営業の仕事に就いていれば、モノが売れない、契約が取れないと悩んでいることでしょう。

 あるいは、企画部門の仕事なら、アイデアが採用されないと、自分には能力がないのだと落ち込むこともあるでしょう。

 しかし、そんな必要はまったくありません。どんな仕事もうまくいかないのが当たり前。うまくいくことを前提に考えるからいけないのです。そもそも仕事が「最初からうまくいく」ものであるなら、経営陣はわざわざあなたを雇ったりせずに自分で動くでしょう。

 営業の仕事が簡単なら、営業部長は自分で100軒回って、80軒の契約を取ってくればいいのです。しかし実際は、100軒に1軒しか取れないつらい仕事だから、お金を払ってあなたにそれをやらせているわけです。

 つまり、どんな仕事であろうと、勤め人は傭兵みたいなもの。お金を受け取って大変な任務を担っているわけで、大変な任務がそうそううまくいかないのは、当たり前のことなのです。

 その当たり前のことがわからずに、いちいちへこんでしまうのは、僕たちがあまりにも恵まれた環境にいるからでしょう。

 日本に住んでいれば、蛇口をひねれば水が出る、コンセントをさせば電気は通る。だから、トイレは簡単に流せるし、ウォシュレットがお尻だって洗ってくれます。それと同じように、自分の仕事もするする進まなければいけないのだと考えてしまうのです。

成功だけしか報道されない

 さらに、僕たちが自信を失ってしまう理由の1つに、TVや新聞などが「成功例」ばかりを伝えていることが挙げられます。とくに日本人は、他者の成功を見て自己評価を落としがちです。

 たとえば、アメリカ、韓国、中国など外国の企業に比べて、日本の企業は元気がないかのような報道が盛んに行われています。しかし、世界に進出している外国の企業は、本国で成功したほんの一握りにすぎません。陰で失敗している会社がごまんとあるのです。

 表に出てきた一握りの成功例と比較して、「自分はダメだ」と考えるのは、あまりにもナンセンスだと思いませんか?

 仕事に限らず、恋愛だろうと人間関係だろうと同様です。ほとんどのことはうまくいかないのです。そこをスタートラインに図太くやっている人たちが世界中にたくさんいて、その図々しさゆえに、他者の自信を奪い取っていきます。

 あなたも、もっと図太くあるべきなのです。日本人ならではの細やかさに図太さが加わったら、もう怖いものはありません。

 

電話に「出ちゃったよ」を習慣にする

とりあえず・受話器を取る

 仕事の場では、みんな、それなりに社交的なフリをしているけれど、電話に出るのが嫌いという人は多いものです。とくに、「クレームや催促の電話」だと想像がつくような場合はなおさらです。

 僕にも同様の経験があります。原稿の締め切りが過ぎているのになにも書けていないようなとき、続けざまにかかってくる電話に、いつも居留守を決め込んでいました。

 しかし、出なければ自分がラクになるかといったら、そんなことはありません。スッキリしない思いを抱え続けることになります。それよりも、嫌でも出て話をすれば、それなりに解決策は見いだせます。

 と僕が思うようになったのは、はからずも「出ちゃった」経験があるからです。彼女からの電話たと思っでウキウキしながら取ったら、逃げたい相手からのものだったのです。

 「いけね! 出ちゃったよ……」

 お気楽に名乗ってしまった以上、どうすることもできません。冷や汗をかきながらあれこれ話をしているうちに、相手に納得してもらうことができました。

 つまり、この電話に出なければ事態は悪い方向にしか行かなかったはずが、出たためにいい方向に向かったのです。それ以来、僕は、電話にはとにかく出ると決めました。

 あなたが電話嫌いなら、かかってくる電話はすべて好きな人からのものだと思い込んで受話器を取ることをおすすめします。

着信は「なにかが始まる」合図

 そもそも、電話で持ち込まれる話のほとんどは、あなたが考えているような面倒な案件ではありません。あなたとなにかをやりたいからかけてくる。つまり、それは新しいなにかが始まる合図だということです。

 僕の場合も、最初は不審にさえ思える変な問い合わせ電話から、大きな仕事に発展していくケースがたくさんあります。

 それに、出てみてどうしても嫌だったら切ればいいだけの話です。僕も、本当に不愉快な電話はバシバシ切ります。切る権利はあなたにあるのですから、出るのを躊躇する必要なんてありません。

 出ないでいれば、相手は何度でもかけてきます。出て断れば、そこで一件落着です。どっちがスッキリするか、言うまでもありませんよね。

 「ああ、あの人から電話が来たら嫌だなあ」
 なんてどんよりしているのではなく、

 「あ、かかってきた。ラッキー!」
 と電話に飛びついて、どんどん終わらせてしまいましょう。

 嫌な案件を片づけるのも、嬉しい仕事を呼び寄せるのも、その一本の電話です。

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