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松塾 reading room

2011年11月25日 公開

松下幸之助

幸之助を知らない子どもたちへ!

『松下幸之助
  -"経営の神様"に学ぶ、人生の無限の可能性』

  北康利著
  KKロングセラーズ
  1,575円(税込)

 本誌『PHPBusinessReview松下幸之助塾』で「小林一三 時代の十歩先が見えた男」を連載し、また、好評を博した『同行二人 松下幸之助と歩む旅』(PHP研究所 刊)の著者でもある北康利氏が、子ども向けにやさしく書き下ろした松下幸之助の伝記である。
 幸之助に関する子ども向けの本はすでに何冊か出版されているが、幸之助についてまとまった著作を出版したことのある作家が、さらに子ども向けにも本を書いたという例はこれまでなかったのではないか。それだけに内容には信頼性があり、子ども向け幸之助伝の決定版と言える。大人にとっても幸之助の入門書としてオススメだ。
 ちなみに本書は、「北康利の伝記シリーズ 子どもに語りたくなる偉人伝」の第1弾。オビには「娘への遺書」「私の集大成」とある。第2弾以降も、どんな人物が取り上げられるのか楽しみだ。

これからのリーダーに知っておいてほしいこと

国難の時代に必読のリーダー諭!

これからのリーダーに知っておいてほしいこと
       -松下幸之助創業者に学び実践したことから』

  中村邦夫[述]、松下政経塾/PHP研究所[共編]
  PHP研究所
  1,260円(税込)

 仕事にやりがいを見出した若手時代、販社改革に必死で取り組んだ中堅時代、窮地に陥ったパナソニックを∨字回復へと導いた社長時代-。みずからを「凡人」と謙虚に語る中村邦夫氏(パナソニック会長)が語り明かした実践リーダー論である。
 松下幸之助の考えはたしかによく分かるのだが、今この時代に、どうやってそれを実践につなげればよいのか、悩んでいる人は多い。中村氏もまた、その苦悩と格闘した経営者のひとりである。
 目立つことを好まず、「最初で最後」という約束で応じている中村氏への貴重なロングインタビューから、リーダーの必要条件として、21の項目を抽出、提示している。時代の変化を超えた「不変のリーダーシップ」というものがあることに、読者は気づくだろう。
 大地震と放射能汚染で揺れる国難の時代、真のリーダーを志す人には必読の一冊である。

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インドを御するものが新興国を制す!

パナソニックはサムスンに勝てるか

  財部誠一著
  PHP研究所
  1,470円(税込)

 日本人は家庭用の電気・情報製品を購入する際、日本企業のブランド品を好む。ところが、海外に一歩出れば、様相は一変する。グローバル市場では、日本企業がモタモタしているあいだに、サムスン(韓国)、LG(韓国)、エイサー(台湾)、レノポ(中国)といった東アジアの企業の存在感がこの10年、急速に高まった。いくつかのブランド価値ランキングを見ても、サムスンより上位にくる日本企業はもはやほとんどない。
 こうしたなか、日本の家電企業の雄パナソニックも強烈な危機意識を持ち始めた。本書は、ジャーナリストの著者がインドをはじめ、インドネシア、シンガポール、マレーシアといったアジア諸国をまわり、パナソニックの新興国制覇にかける苦闘にせまった迫真のレポートである。お子様がサムスンのスマートフォンを持っているけれども、自分は日本製品しか使わない親御さんにオススメ。


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