相内ユウカ「なぜコンビニで”成人向け雑誌”が売られていたの?」
2019年10月19日 公開 2019年10月21日 更新
世界でも独特の日本の「24時間営業」
【ユウカ】あともう1個質問が来ています。「世界的に見て、日本の24時間営業ってどうなの?」
【タツオ】これ、優香さんはよく海外に出張に行くじゃないですか。
【ユウカ】優香さんってあれね、センパイ(相内優香アナウンサー)のことでしょう。
【タツオ】そう、センパイ(笑)。お店、開いています?
【ユウカ】新興国には日本の24時間営業の店がいっぱい進出していると思うんだけど。違ったかな。
【タツオ】ヨーロッパやアメリカはあまり開いてないですね。僕はこの間、すごく寒い季節にニューヨークへ出張に行きましたけど、凍え死ぬかと思った。
ホテルから出て、どこかお店が開いているだろうと思って歩いて行ったんだけど、どこも開いてなかった。24時間開いているのは日本のすごいところ。ヨーロッパにも24時間営業の店はほとんどありません。
【ユウカ】さすがヨーロッパって感じだな。
【タツオ】あったとしても、深夜に新鮮な食材の商品が置いてある店はないです。
【ユウカ】ああ、そういう意味では24時間営業って日本独特なのかね。
【タツオ】消費者から見ればものすごく助かる話なんだけど、限界が来ている。オーナーさんがそこで悩んでいるとすれば、少しバランスを取ってあげて、採用が苦しいんであれば、そこの人件費のいくばくかを本部の方がサポートするとか、あるいは「24時間営業するか、深夜だけは閉めるか」の選択権を加盟店の方に持たせるとか、そういうことを考えてあげるべきだと思いますけどね。
【ユウカ】タツオの意見が出てきました。そうか。まあ、新元号も決まったし、新しい時代に向けて24時間営業も見直すときに来ているんだね。
【タツオ】ところで、セブン‐イレブンが最初の1号店を出したのは豊洲なんです。最近豊洲市場で有名になりましたけど、セブンが豊洲に出したのは1974年ですよ。最初に始めた時は朝7時から夜11時までだった。
【ユウカ】だからセブン‐イレブン。
【タツオ】そう。そこから24時間に移行したんです。実は、日本の現役世代の人口は、1974年と今がちょうど同じぐらいになる。
つまり働く人の数がほとんど増えていない中で、日本のコンビニは5万5000店まで増えたんですよ。
【ユウカ】わあ、すごく多いね。
【タツオ】これらの店を全部、24時間営業で維持していくというのは、ちょっときついかな。
【ユウカ】なるほど。確かに一律24時間はむずかしそう。例えば田舎の24時間と都会の24時間ってやっぱりちょっと違うよね。
【タツオ】そこを区別していかなきゃいけないんじゃないかなと思いますね。
【タツオ】1つ、ユウカさん、クイズを出していいかな?