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テレワークで阿鼻叫喚!! 自宅で集中できない人に教える「在宅ワーク巧者の知恵」

2020年04月09日 公開

PHPオンライン衆知編集部

 

「一人になれない」ストレスをどう解消するか?

――執筆は基本的に一人での仕事ですから、その時間が確保できず仕事が進められないことがストレスになりませんか?

東「パーソナルタイムを家で確保できないときには、私の場合は朝夕の散歩でストレスを散らしています。今は外出自粛が政府からも要請されていますので、洗濯や洗い物といった家事を行ってみるのもいいですね。仕事以外でいいので、一人で別のなにかに集中すると気持ちが入れ替わります。

そもそも自宅ワークの疲れの要因は、身体的なものだけでなく「飽き」が相当に大きいんです。ですので、全く違う時空間に身を置いて戻ってくると、かなり気持ちや集中力が回復しているんです。そこから再開すると仕事が捗っていくわけです。

――「仕事ではない動き」が心身に刺激を与えるという効果もありそうですね

東「あると思います。別の動きをルーティン化するのも効果的です。例えば私の場合はトイレに立つたびになかやまきんにくんがyoutubeで紹介していた「世界一やさしい筋トレ」を実践しています。こうやってPCやスマホのディスプレイから離れて、わずかでも別のことに集中する時間をつくっています」

――なるほど。そうやって集中力を維持しているんですね?

東「本音で言えば、集中力が途切れてもすぐに戻せる体を備えて、遅滞なく漏れなく仕事をこなし続けられることが理想ですが、それは超人の域です(笑)。

私の場合は結論として、「朝以外の時間は集中していない」と言えるかもしれません。そもそも自宅で仕事を続けていると飽きたり、疲れたり、うんざりすることは避けられません。これまでの経験上、そこで強引に仕事を続けると、必ず心身に反動がくるんです。

日中に子どもとも遊んだり、ゲームをしたりしてもいいんです。それでも集中できない時間でも「だましだまし仕事をする」バランスが取れるようになったら、自宅での仕事もある一定以上の成果を出せる思います」

 

「1日労働8時間」は出社前提のルールでしかない

採用系の媒体で記事を執筆するライターの田中和丸さんは、広告代理店勤務を経て独立後、現在はフリーで取材・執筆活動を続けている。「家が職場」である自宅ワーク歴は8年。田中さんにも自宅ワークで意識していることを聞いてみた。

田中和丸さん(以下、田中)「自宅での仕事をする上で意識的に実践しているポイントは3つあります。

1つ目は、周囲に誘惑の少ない早朝から始動すること。午前10時頃には、その日のタスクの6割程度を終わらせることを目指しています。

2つ目は、近所に散歩にいくこと。起き抜けや集中力が切れている時には散歩をすることで頭がクリアになって、意外なほどはっきりと活動モードに切り替わります。

3つ目は実働8時間という会社的な発想を捨てて、5時間集中すればよいと割り切ることです」

――なるほど。確かに8時間労働は、社員がオフィスで集合して働くことを前提としたルールかもしれませんね

田中「自分の経験上、5時間あればかなりの仕事を処理できることが分かっています。極端な言い方ですが、残りの3時間は遊んでよし、という開き直りでいいと思います。集中力を維持するには限界がありますから(笑)」

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