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「他人の真似ばかりする人」が、仕事で結果を残してしまう理由

2020年09月19日 公開

佐々木常夫(元東レ経営研究所社長)

 

コピペではない「思慮深い模倣」をせよ

一方、凡人ではあっても、自分一人の力の限界を知っている人はそうはしません。先人の考え方ややり方を素直に模倣しようとします。模倣するうちに、その考え方ややり方を自分のものとし、さらにそこに自分なりの考えを付け加え、独創的なものへと高めていきます。

ですから本当に独創力を磨きたいのなら、「プアなイノベーション」にこだわるより、まずは「優れたイミテーション」から始めたほうがいいのです。

ヴォルテールの言葉で、とくに意識してほしいのが「思慮深い模倣」という部分です。

単なる模倣だと、それはコピー・アンド・ペーストに過ぎません。思慮深い模倣ができる人は、先輩から学ぶときも、本を読むときも、その中から、とくに優れている部分をエッセンスとして抽出し、自分の仕事に応用することができます。

科学者が物理現象や自然現象から法則性を導き出すのと同じように、複雑な事象を整理し、パターン化してみるのもいいでしょう。いくつかにパターン化できれば、新しい仕事に取り組むときも、「この仕事は、過去にやったあのときの仕事と似ているから、同じパターンでやればいい」と応用が利きます。

思慮深い模倣を究めることで、私たちは独創性へと至ることができます。

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