人と地域に“根ざす”企業のあり方を求めて~新井将能・NEZASホールディングス社長
2021年03月01日 公開 2022年10月17日 更新
パーソナリティを務めて 太田奈緒(女優)
新井さんとはAKB48がトヨタさんとコラボレーションをした際に初めてお会いしました。AKBを卒業しても、こうしてお声がけをいただけたことはとても嬉しく、感謝しています。
今回の企画は「夢」を切り口にして始まったのですが、小学4年生の女の子の「どうして大人は最初に褒めないで、まず叱ったりするの?」という問いかけをきっかけに、「大人が子供にどんな言葉をかけるか」という問題についても、たくさん話し合いました。
子供たちの夢には大人が大きくかかわっています。大人がかける言葉一つで、子供の心の中で夢につながっていくこともあると知りました。
言葉は大切です。でも、その受け止め方は、人によって様々です。同じ言葉を使っても、元気づけられる人もいれば、なかには傷ついてしまう人がいるかもしれない。ですから、ラジオや「note」では、聴く人、読む人が不快にならない言葉を選ぶように心がけました。
「夢とどう向き合うか」「人はどんな言葉に励まされるのか」……毎回「note」で取り上げるテーマには、正解がありません。私自身も自分の心と対話を重ねながら、文章を綴っていきました。
こういうテーマは、コメントするのにもちょっと勇気がいると思います。皆さん、深く考えたコメントを寄せてくださって、温かい気持ちになったり、貴重な学びを得られたりしました。
言葉の大切さ、難しさを感じながらでしたが、リスナーの皆様と一緒に歩んだ約半年間は、私にとってとても素敵な時間でした。「note」を読み返すと、この仕事にかかわらせていただけた喜びを改めて感じます。
これからも人を勇気づける言葉、相手を嬉しい気持ちにさせる言葉を紡ぎ出していきたい――今回の企画を通して、そんな気持ちになりました。(談)
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“予定調和”は要らない 北阪昌人(ラジオドラマ脚本家、作家)