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イスの高さも重要? 眼科医が解説「テレワークで視力を落とさない」4つのコツ

2021年10月29日 公開

平松類(医師、医学博士)

目の疲れ

コロナ禍に伴い、多くのビジネスマンが自宅でテレワークを行うようになった。しかしまだデスクの環境が整ってないという方も多いのではないだろうか。

実は家での仕事環境が整っていないと、知らず知らずの内に目への負担も大きくなるという。テレワークの際に「目に負担がかからない」4つのコツを、眼科医・平松類氏が紹介する。

※本稿は平松類著『眼科医だけが知っている 一生視力を失わない50の習慣』より一部抜粋・編集したものです。

 

厚労省が指定するテレワークの作業環境

厚生労働省から、自宅等でテレワークを行なう際の作業環境が指定されていることはご存じでしょうか? 国民の健康を管轄する厚労省の指定ですから、それぞれ理に適っています。

そんな指定が国から出されているとは知らなかったという方も、今後のために、次のようにリモートワーク環境を整えるといいでしょう。目の負担を軽減するように配慮されている項目もあります。

・机上は300ルクス以上
・気流が直接当たらない
・室温17~28℃
・湿度40~70%
・ディスプレイ照度は500ルクス以下
・キーボードとディスプレイは分離する
・机・イスは高さが調整できるようにする
・ディスプレイに太陽光が入らないようにする

これらは、自宅で健康的に仕事をするために最低限、必要な環境上の条件ということです。この環境さえ整えれば無理を重ねてもいいということではありません。

リモートワークでは「就業時間」を区切るのが難しい場合も多いと思いますが、くれぐれも、仕事の時間と仕事以外の時間の境界線がなくならないように注意してください。なかには、最低限の環境条件といわれても、これすら満たすのが難しいという人もいるかもしれません。

たしかに、リモートワークに切り替えるからといって、会社からデスクトップパソコンや仕事デスク、イスが支給されるケースは稀でしょう。支給されるとしても、せいぜいノートパソコンだと思います。

適切な高さに調整できる仕事デスクやイスがなく、今までは仕事などしていなかったリビングなどの環境でノートパソコンを広げて仕事をする。これだけで、先ほど挙げた厚生労働省の指定は満たされなくなってしまいますね。

ただ、何も意識しないままでは、どんどん目に負担がかかる仕事環境になりかねません。それに、以前のように気軽に外出できないご時世では、仕事以外でも、家でパソコンなどを見る時間は否が応でも多くなります。

コスト的な壁もあるとは思いますが、できる限り、目に負担のかからない環境を作りましょう。ポイントは次の4つです。

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目に負担のかからない4つのコツ >

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