夫の咳が止まらない…原因はウイルスではなく「予想外の糖尿病」だった!
2020年02月19日 公開 2024年12月16日 更新
<糖尿病は中高年の病気だと思っている方は多いのではないでしょうか。しかし、必ずしもそうではありません。
不摂生をしていたものの、若いうちに糖尿病になってしまった夫を気遣い、夫婦で糖尿病克服を目指している妻マルコさん。そんな日々の体験を伝えるマンガブログは月間200万PVにも到達するほどの人気。
本稿では、そのブログをコミックエッセイ化した書籍『うちの夫が糖尿病になっちゃった! ズボラ夫が血糖値を下げた方法』より、その内容を一部要約・抜粋し紹介する>
※本稿はマルコ著 『うちの夫が糖尿病になっちゃった! ズボラ夫が血糖値を下げた方法』を要約・抜粋の上で編集したものです。
謎の咳が止まらないズボラ夫…風邪かと思っていたら大変なことに…
ある日のこと。夫が謎の咳をし始めました。夫は風邪を引いたかなと言い出しました。
正直「少しめんどくさいさいな。」と思い、私たちはそのまま"風邪"と思しきその咳を放置してしまいました。
ところが、1カ月経っても一向に治らず。むしろ夫の咳の音に家族が慣れてしまった頃、夫が突然言い出したのです。
「マルコ……オレは結核で死ぬかもしれない」
夫がした咳に血が混じっていたというのです。結核といえば、昔は「不治の病」とも言われていましたが、現代では治療法もあり、死ぬことはまずありません。
しかし、夫の口から「結核」「死ぬかもしれない」などという予想外の言葉が発せられたとき、マルコのアタマの中に、それまで感じたことのない不安と衝撃が走りました。