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「徘徊にも必ず理由はある...」 認知症の人と暮らしやすくする5つのコツ

筧裕介(NPO法人イシュープラスデザイン代表)

2022年03月29日 公開 2022年07月13日 更新

 

認知症の世界を上手に歩く5つのコツ

(1)理由はひとつではないと知る
認知症の方の症状や困りごとは多種多様、人それぞれです。まずは思いこみを捨てましょう。認知症のせいでできなくなったといわれると、本人もしんどくなってしまいます。

また、どんな行動にも理由がちゃんとあります。本人が説明できない場合も多いため、まわりにいる人が想像力を働かせて理由を探さぐるとよいでしょう。

(2)できることまで手伝わない
日常生活で「できること」は可能なかぎり本人で、「できないこと」はまわりがサポートを。一度の失敗で過保護になりすぎると、自立する機会が減り、認知機能が低下しやすくなってしまいます。

困っていることだけ手伝うようにしてください。そして「やりたいこと」に一緒に取り組みましょう。社会参加はとても大切です。

(3)「認知症」という言葉に反応しすぎない
認知症でなくても、風邪のときや睡眠不足のときなどには、いつもならしない行動をとったり、失敗したりすることが私たちにはあります。認知症だからと悲観的にとらえすぎないようにしましょう。

(4)丁寧なコミュニケーションを
認知症のある方の症状や困りごとは、本人にしかわからないことも多くあります。周囲が決めつけることなく、まずは本人の思いや体験に耳を傾かたむけてみましょう。

(5)早めに相談する
自分や家族、同僚が認知症かもしれないと思ったときは、早めに専門医に連絡しましょう。認知症であるという診断を受け、早めに受け入れることで、自立した生活を送りやすくなります。

 

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