「食べる」ことを大事にするのは自立への第一歩
今、私は地球の未来のことが心配で、自分の仕事や考えてきたことが、何かの役に立てればいいなと思っています。だから、ここで話そうと思います。
人間はいきいきと生きていくためには、自由でないといけません。何かに拘束され、指示されて、やらされるばかりって、ぜんぜん楽しくないでしょ。
自由には、責任が伴なうもんですけど、自由って、自分で判断できることです。人が決めるんじゃなくて、自分で「いいか、悪いか」を判断して、決めて、行動することです。
それに、自然物や身の回りの物の中に、自分できれいなものを見つけることができて、いいなあって感じられることも、自分で判断することなのです。
大きなことは後回しにして、最初は小さな自分の身の回り、身近なことの中でいいのです。
それは、自分の命を自分で守ることにも繋がります。自分にとっていいものに気づくということは、自分にとって悪いものがわかるということだからです。
自分でわかるってのは、判断することで、それは自立です。自由になるには、自立しないと。
自立しないと自分で何も決められないということなんですね。
小さなことから、だんだん大きなことがわかってきます。そのためには、毎日のことで、一番身近な、「食べる」というおこないを、大事にすることなんですね。