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1 秒セラピー 心が立ち直る 「魔法のひと言」



2012年04月12日 公開

植西 聰 (著述家、カウンセラー)

『「もうダメだ」が「大丈夫!」に変わる 1秒セラピー』より》

人生は、心の持ち方次第 
自分を励ます言葉を使おう

 「大丈夫!」
 「なんとかなる」
 「いい勉強をした」

 そんな、ちょっとした「ひと言」がきっかけとなって、心が立ち直ることがあります。

 厳しい状況に立たされた時こそ、「ひと言」をつぶやいてみましょう。

 「不運続きで、もうダメだ」⇒「大丈夫!」
 「仕事のピンチで絶体絶命」⇒「なんとかなる」
 「人間関係でつぶれてしまいそうだ」⇒「いい勉強をした」

 はっきりとした根拠があっての言葉ではないかもしれません。しかし、気持ちが前向きになり、希望が見える気がします。

 この「気がする」ということが、人生には大切です。それをきっかけに、現実が大きく変わっていくことが、多いからです。

 「よくなっていく気がする」と思えば、マイナスばかりに見えていたことの中に、実はプラスがたくさん隠れていたことが見えてきます。

 「自分は間違っていない気がする」と思えば、自己嫌悪や迷いがなくなり、周囲の人たちの対応が変わって、道が開けてきます。

 「やれそうな気がする」と思えば、「どう考えてもムリ」と堂々めぐりしていた心が解き放たれ、「そうだ。別のやり方がある」と気づくでしょう。

 拙著 『「もうダメだ」が「大丈夫!」に変わる 1秒セラピー』には、人をそのような気にしてくれるひと言を、たくさん集めてあります。

 つらい時、行き詰まった時、落ちこんだ時、そこにある言葉を1つ、つぶやいてみてほしいと思います。

 口に出してつぶやいても、心の中でつぶやいても、かまいません。

 「あきらめる前に、もう少し先へ歩いてみるか」「人のことなど気にせずに、自分を信じよう」という気持ちになるに違いありません。

 人生は、デコボコ道を歩いていくようなものです。
 時には、つまずいて転んでしまうこともあります。
 しかし、転んだらそこで終わり、ではないのです。
 私たちには、立ち上がって、再び歩き出す力が備わっています。

 立ち上がる時に、「ヨイショ」と掛け声を出すように、自分を励ます言葉を使うのです。

 どんな時にもサッと立ち上がる勇気が湧き、以前にもまして力強く歩けるようになるでしょう。

 人生は、心の持ち方次第で、本当に、なんとかなるものなのです。

(ここでは、94の言葉のうち2つの「ひと言」をご紹介します:WEB編集担当)

 

ミスを厳しく責められる ⇒ 「ミスをしない人はいない。」

<先人のことば>
 後悔するな。 
 他人をとがめるな。
 それが英知の第一歩だ。
 ―― フランスの啓蒙思想家 ディドロ

 若い人の中には、上司からちょっと叱られただけで、「こんなミスをしてしまうなんて、私には能力がない証拠だ。この会社で働いていくのは、もうダメだ」と、深く落ちこんでしまう人が少なくないと言います。

 しかし、ミスを叱られて、いちいちそこまで自己否定していたら、世の中をたくましく生き抜いていくことはできません。

 まず、「ミスをするのは、能力がない証拠」という発想を改めるのがいいと思います。

 「弘法(こうぼう)も筆の誤り」ということわざがあります。

 弘法大師、つまり真言宗の開祖である空海は、書道の達人としても高名でした。そんな達人でも、文字を書き損じることがあるというのです。実際に空海は、天皇から皇居のある門に文字を書くように命じられた時、漢字を1字書き間違えて恥をかいたことがあったそうです。

 空海ですらミスをすることがあるのですから、私たちは、たくさんのミスをして当たり前だと思います。当たり前なのですから、気にすることはありません。「気にしない」ことを心がければ、強い精神力を身につけることができるでしょう。

 

チャンスに恵まれない ⇒ 「待つな。探すんだ。」

<先人のことば>
 自分に有利なチャンスを見分けよ。
 ―― 古代ギリシャの数学者・哲学者 ピタゴラス

 「私は幸運の女神から見放されている」「なぜかチャンスがめぐって来ない」と、落ちこんでいる人がいます。

 しかし、本当にチャンスがめぐって来ないのか、疑問です。もしかしたら、チャンスが来ているのにもかかわらず、気づいていないだけかもしれません。

 イギリスの物理学者、ニュートンは、「チャンスは、すべての人のもとに訪れている」という言葉を残しています。

 ニュートンは「木からリンゴが落ちるのを見て、初めて万有引力を発見した人」ですが、「木からリンゴが落ちるのを初めて見た人」ではありません。

 木からリンゴが落ちる光景など、誰でも見ていました。

 そこに「引力が働いている」ということに初めて気づいたのが、ニュートンだったのです。

 これが、ニュートンが、「チャンスは、すべての人のもとに訪れている」と述べた意味だと思います。

 木からリンゴが落ちるように、誰にでもチャンスは訪れているのです。そこに、自分の人生を成功に導くチャンスを発見できるかどうかは、その人次第です。

 

植西 聰

(うえにし・あきら)

著述家、カウンセラー

 東京都出身。著述家。学習院高等科、同大学卒業後、資生堂に在職。独立後、「心理学」「東洋思想」「ニューソート」などに基づいた人生論の研究に従事。1986年、長年にわたる研究成果を体系化した「成心学」の理論を確立し、著述活動を開始する。1995年、産業カウンセラー(労働大臣認定)を取得。
著書に『「折れない心」をつくるたった1つの習慣』(青春出版社)『嫌われない話し方 100のルール』(PHP研究所)『みるみるハッピーになる88の幸せ言葉』(学研パブリッシング)『自分を愛する心をつくる幸せの答え88』(主婦の友社)『つぶやくだけで元気になる「ひと言」セラピー』(成美文庫)など多数がある。


 

「もうダメだ」が「大丈夫!」に変わる1秒セラピー

植西聰 著
本体価格 476円   

仕事の失敗、人間関係のもつれ……。人生には、「もうダメだ」と思うようなピンチが幾度となく押し寄せるもの。本書では、そんな悩みを一発で解決する94の「魔法のひと言」を紹介。
「挑戦したがダメだった→勉強になった」「才能に自信がない→努力に限界はない」「人から裏切られた→経験値が上がった」など、どんな悩みも「このひと言」で一発解決! つぶやくだけで心が立ち直り、問題がスラスラと解決していく1冊。文庫書き下ろし。



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