自分を自己採点するのは、何点であっても心がざわつく行為かもしれません。芸人で漫画家の矢部太郎さんは、とある舞台を終えた後、新しい考え方と出合いました。矢部さんの新刊『ご自愛さん』から、先輩の言葉に触れた一節をご紹介します。
※本稿は、矢部太郎著『ご自愛さん』(PHP研究所)より内容を一部抜粋・編集したものです
自己採点
自分で自分を採点するときに、100点満点で考えると細かいミスも気になって、90点でも99点でも、なんだか残念な気持ちになってしまうような気がします。
3点満点で考えると、ちょっとした失敗があっても2点。少し失敗が多かったかなと思っても2点。
おおらかな気持ちになれそうです。
それにテストには正解があっても、現実には正解なんてないことが多いですよね。
そもそも、100点満点なんて存在しないのかもしれません。
時には、自分にも自分以外の誰かにも3点満点で接することで、少しやさしくなれるのかもしれない。
いつもやさしいある先輩の言葉に、そんなことを思いました。