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「いい声」で相手も自分もコントロールする人 "表情筋"の使い方に違いアリ

鳥山真翔(ボイストレーナー)

2019年03月18日 公開 2023年02月01日 更新

顎を動かさなければ、長く話していても喉が痛くならない?!

プレゼンや営業など、人前で話すことが多いビジネスパーソンの悩みのひとつに、「しゃべっていると喉が痛くなる」というものがあります。

声帯周りの筋肉は不随意筋なので、無理やり動かそうとすると声帯を傷つけてしまいます。

意思によって動かすことのできる表情筋にフォーカスし、喉を傷めずに正しい発声に導いていく鳥山式なら、表情筋を使って発声すれば、声帯に負担をかけることなく声を自在に操ることができます。

もしも、長くしゃべると喉が痛くなっていたら、話している自分の首筋を見てみてください。

首に筋が入っていませんか? もし首に筋が入っていたら、表情筋を使わずに声を出している証拠。そういう方は間違いなく、顎も大きく動かして話す癖があるはずです。

表情筋を使う発声に切り替えるコツの一つは、顎を下げないでしゃべるようにすることなのです。
 

ビジネスパーソンこそ、意識したい「美顔ボイトレ」

「美顔ボイトレ」というと、美容に特化した女性向けのボイストレーニングと思われるかもしれませんが、決してそんなことはありません。

僕が主催する美顔ボイトレのレッスンには、ビジネスマンの方も多く参加してくださっていますし、最近は企業からビジネスマン向けの研修を依頼されることも増えてきました。

表情を柔らかくして、明るいトーンで話したい。

デスクワークばかりで人前で話すのは苦手なのに、急にプレゼンすることになった。自信を持ちたい。

人を惹きつけるような話し方をしたい。そんなビジネスパーソンの方にも、ぜひ実践していただきたいと思います。

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