「自信」は考え方のクセに影響される
自信がある状態とは、自分に「OK」を出せることですが、成長過程で承認を受けられないと、自分に「OK!」を出す習慣が身につきません。
自信のない人には共通して、自分の価値を認められない経験から得た"考え方のクセ"があります。育ってきた環境や経験の中で身についてしまったマイナスな考え方があることで、結果を出しても成功しても自信がつかない負のスパイラルを生み出すのです。
自信がある人はこれまで自分がやってきたことに「○」をつけることができ、"理想の状態になるためには今の自分に上乗せをする"というイメージを持てています。
一方で、自信のない人は、これまでやってきたことに対して「大したことない」、「この程度ではダメ」、「みんなやっている」などと考えて「×」をつけ、かつ理想の状態から見たら「今の自分はこれだけ足りない」と減点をします。
自信のない人が理想を叶えたとしても、すぐに次の理想が出てくるので、どこまでいっても「〇」をつけられず、自信もつかないのです。
マイナスな考え方のクセとしては、以下のような点が挙げられます。
・頑張ってきたことを認められない
・足りないもの、持っていないものばかり焦点をあてる
・できていないことばかり探してしまう
・自分と他人を比較する
・完璧主義……など
自信がなく、マイナス思考に傾くと、"ないものねだり"が多くなります。現状に満足できず、他人と比べたり、完璧にやりたいと自分を追い詰める傾向もあります。