「集中力の管理もデジタル化」? 三日坊主でも勉強をつづける工夫

継続力を高める3要素

このサービスには、「監視役を置く」「応援してもらう」「罰金を科す」という3つのポイントがあります。

この3要素は、それぞれ継続するためにプラスの効果をもたらす要素であることは間違いないでしょう。

もちろん、このサービスを利用しなくても同様のことは、やろうと思えばできます。

家族の1人にレフリーになってもらえば監視役を置けますし、目標を家族に宣言して進捗状況がわかるようにしておけば応援してもらえます。「毎日2時間勉強する」という目標を達成できなかった日に、レフリーに決まったお金を渡せば、罰金を科すのと同じことです。

罰金を罰則に変えて、お酒好きなら禁酒にする、甘い物好きならそれを食べられないようにするといった罰則を科すことでも同様の効果があると思います。

人間は、「得したい」よりも「損したくない」という感情のほうが強いので、罰金制が一番強力であり、損失を回避したい気持ちを上手く利用すると継続可能性を高めることができます。