面倒な仕事の「先送り癖」が直らない理由
2022年09月06日 公開 2024年12月16日 更新
常に機能する優れたシステムとは?
仕事のシステムは、どんな仕事にも対処できるものでなければなりません。郵便物には対処できても、1日中届き続けるメールに対して役に立たないシステムであれば、そのシステムは作ってもムダです。転勤になればもう使えないというのもダメでしょう。
いつ、どこで、どんな場合にも対応できるシステムにこそ効果があるのです。そうでないシステムなら、仕事や場所が変わるたびに作り直さなくてはならなくなります。
仕事の効率を上げるには、優れたシステムが必須であり、優れたシステムが構築できるのであれば、時間と費用をかけても絶大なリターンがあります。
しかし現実には、多くの人が形だけ立派な役に立たないシステムを使っています。システムそのものがなかったり、そもそも目先の仕事で精一杯で、システム構築に目を向けることすらできない人さえいるのです。
優れたシステムが構築できたら、次は、そのシステムが無意識でも作動するようにすることが肝心です。仕事を前にして「さて、どうするんだったっけ?」と考えてしまうようでは、結局、その仕事が先送りされるか、忘れられるのが関の山だからです。
優れたシステムの持つ特徴とは、一度身についてしまうと「しない」ことにものすごい抵抗感を覚えること。こうしたシステムと習慣が、あなたの成長を支えてくれるのです。