決められた献立通りに食べられない日は...
──基本メニューの量が多くて食べきれないときには、どうすればよいでしょうか?
【石本】『神やせ』の食事で最も重要なのは、たんぱく質をとることです。そのため、朝食なら「卵2個の卵料理」、昼食なら「焼き鳥などのホットスナック」や「サンドイッチ」、夕食なら「魚」や「豆腐」などのたんぱく質摂取が目的の食材だけは、なんとか食べきりましょう。
どうしても苦しいときには、足りないたんぱく質分を、プロテインや濃縮タイプのヨーグルトで補うのも有効です。
──「神やせ」挑戦中に外食などで献立通りの食事ができないときは、どうしたらよいでしょうか?
【石本】仕事で断れないランチミーティングや、友人からの突然食事に誘われるときもあるでしょう。でもたった1回の外食で、『神やせ』によるダイエットをあきらめることはありません。次の食事を抜こうなどと考える必要もありません。外食後からまた淡々と『神やせ』を続けてください。
なぜなら、そこまで続けてきた『神やせ』の流れが崩れるくらいなら、外食したことを無視してそのまま続けたほうが、メリットが大きいからです。
もしもランチで外食をしてお腹がいっぱいで、夕食時にお腹が空いていなくて食べられないといったときには、量を限りなく少なくしてもいいので、神やせメニューを食べましょう。とにかく口にすることが重要だと思ってください。
──仕事のシフトなどで、「神やせ」のおすすめの食事時間に食べることができない場合は、どうすればいいですか?
【石本】決められた内容の朝食、昼食、夕食を3食食べることと、食事と食事の間は所定の時間空けることだけを考えましょう。やむを得ず、昼食が遅くなってしまったときには、それに合わせて夕食も遅くするなどの工夫をしましょう。
ダイエット中の体調の変化はどう考えればいい?
──神やせ2日目、おなかが空いて仕方がありません。どうしたらよいでしょうか?
【石本】だいたい3日目くらいから、いきなり空腹感が収まるケースが多いので、もうちょっとがんばってみてください。『神やせプラン』をマネして正しく食べている状態での空腹感は、体脂肪もお腹を空かせています。つまり、やせている最中ですよ!
──体重がなかなか減ってこないときは?
【石本】毎日体重が減り続けるダイエットなど、存在しません。また、体重は胃腸の滞留物の影響などもあって、順調に体脂肪やむくみが減っていても、ぽこっと体重が増える日が出てくることもあります。そういった日々の変化はあるので、最低1~2週間は長い目で見ていきましょう。
──神やせを実践していたら便秘気味に...。なぜ? どうすればいい?
【石本】『神やせ』では、便秘にならないように『食物繊維』『発酵食品』をしっかりと、とれるような献立にしています。それでも便秘気味になったら「水を多めに、1日1.5ℓは飲む」「白湯を飲む」「かさまし野菜を増やす」などで様子を見ましょう。