「嫌いな人」との関係は思い切って断とう！

嫌いな人と一緒にいるだけで不徳を積むことになる

もし、一緒にいてとにかく疲れるような相手なら、その人との縁はためらわずに切ってください。そして、「この人と一緒にいると楽しい」と感じる人とだけつきあうようにします。

日本人は人との縁をとても大切にするので、縁を切るのをためらいがちです。しかし、ずたずたに傷ついている心を無視してまでつながろうとする人間関係は、はたして本当に必要でしょうか？

生きている人は全員、ご先祖様が代々命をつないでくださったおかげで今を生きています。数々の奇跡が連なって生まれた今世での時間を、我慢してまでくだらない人と過ごすために使うなんて、命を無駄にしているようなものです。

なくした時間は一億円を積んでも取り戻すことはできません。だから私は、苦手な人とずるずるつきあって苦しんでいる人には、「今すぐ縁を切ってください」と伝えています。

無理・無駄・不毛な関係は、思い切って捨ていい

特に要注意なのは、いつもイライラしている人と、汚くて不潔な人、見るからに不穏な空気をまとっている人です。

幸運は清浄な心の持ち主に降り注ぐので、感情の揺れが激しい人や心が荒れている人、相手に不快感を与えるような身なりをしている人と一緒にいるだけで、運は遠ざかってしまいます。

もし、「人との縁を切るなんて、いいのかな......」と罪悪感があるなら、「縁を切る」のではなく、「これまでの悪縁をいったんほどく」と考えてみてください。

私は常々、幸運が遠ざかるようなことだけは絶対にしないと心に誓っています。たくさんのご先祖様が幾重にも命をつないで授かった自分の命。一秒たりとも無駄にはできません。

それに幸運の神様は、良縁を真剣に育てようとする人を応援してくださいます。いつまでも不快な人間関係を断ち切らず、愚痴や悪口、文句を言っている不届き者には見向きもしません。

一緒にいるとやる気が出て、時間が経つのを忘れてしまうような人とだけつきあいましょう。人づきあいは主体的に選択していくものなのです。

【著者紹介】

中井耀香（なかい・ようか）
1964年生まれ。古神道数秘術家。和暦を使った日本人に合う開運方法を伝える。20代より、さまざまな占いを学び、本当に効果があるかを毎日自ら実践。その結果をもとに「難を避け、運がよくなる」方法を多数発見する。公式LINE＠「＠nakaiyouka」では最新の開運情報を無料で配信中。