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お正月、神様を味方につける暮らし方

2016年12月28日 公開

井戸理恵子(民族情報工学研究科)

※本記事は『カミサマを味方につける本』より一部を抜粋編集し、2013年12月28日に掲載したものの再掲載です。

神棚

 

カミサマは美しい家が好き

日本人はカミサマとともに暮らすことで、生活を安定させてきました。そんな先人の知恵や心のあり方を現代に暮らす私たちはどう取り入れていけばよいのでしょうか。

カミサマを意識した日本人ならではの暮らしのあり方を考えていきます。

まずは、生活のベースである家から。

良いことがあると、昔の人は「福の神がやってきた」などと言ったものです。

カミサマがやってくる家とは美しく、清浄な家、清潔に保たれた場所です。ゴミがたまった場に福々しいカミサマが依り付くとは思えません。

では、美しいとはどういうことでしょうか、それは秩序があるということです。空と大地、緑と水、生き物が循環する自然界の秩序。そこには無駄なものが一切なく、すべてが調和し機能しています。美しい暮らしとは、そんな自然界のように秩序があるものでしょう。秩序が保たれていない家は機能性に欠けます。季節外れの花は、不自然で落ち着かない。家事の動線にものがごちゃごちゃと置かれていたら動きにくい。自然でないとは機能的ではないということです。

家の中を美しく保つには、まず掃除です。朝早く起きて、できる範囲で身の回りをきれいにする。その積み重ねで、家全体が美しく保てます。毎日掃除すると愛着もわき、家と仲良くなれます。すると家がお返しに心地よさという福をもたらしてくれるのです。福のために掃除するのではなく、家と仲良くなることが大切です。

日々の掃除で家の中をこまめに見ていると、必要なもの、不要なものの見極めができます。あるべき場所に必要なものを置くことができるでしょう。不要なものも買わないので、財も増えます。これが、カミサマが依り付くということです。

何事も始まりが大切。朝一番にすっきり掃除して気持ち良いスタートをきると、その日を良い気分で過ごせるというものです。安心できる美しい家は、外での充実した仕事をもたらしてくれるはずです。家に不安があると落ち着いて働けません。掃除は心身の整理にもつながって、“良きもの”を呼び込んでくれるのです。

 

お正月 歳神様を迎える

「お正月」は年のはじめ、その年を良い年にするか、悪い年にするかは、「はじまりの日」の心構えで違ってきます。

そこでまず、お正月は一年の福徳を左右する神「歳神様」を祀り、そのカミサマの恩恵を受けられるよう、様々なしきたりがなされてきました。

正月飾りにお屠蘇や若水、正月遊びなど、現代まで続く様々なしきたりは、歳神様から福を授かり、今年一年の覚悟を決めるためにも重要なものでした。

ライフスタイルが変わった現代、お正月の過ごし方も様々ですが、まずは行事に込められた意味を知り、改めて伝統を見直してみましよう。先人たちが守り続けてきた知恵をできる限り、次へとつないでいきたいと思います。では、ここからは、正月行事に込められた意味を元日一から順にご紹介していきましょう。

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