「無駄」「意味がない」「何にもつながらない」とわかりながらも無駄な時間を過ごしていませんか。今の時間の使い方が未来を作っていきます。古神道数秘術家の中井耀香さんが語ります。
※本稿は、『PHPスペシャル』2020年6月号特集「運のいい人がしていること」より、一部を抜粋編集したものです。
「やらないこと」を決めておく
令和2年は、運気の流れを見ると「気が散りやすい年」です。「これをやろう」と決めたのに、ほかのことが気になって集中できなくなってしまうのです。
そんな運気のときに必要なのが、何をやらないかを決めるということです。何かをしたいと思うなら、そのために「やらないこと」を決める必要があります。
今、何をすべきかを真剣に考える
私が今年、やらないと決めたのは、「自分でシャンプーをする」ということです。私は髪が長いので、洗うのにも乾かすのにも時間がかかります。そこで、1カ月定額で、毎日美容院でシャンプーができるサブスクリプションサービスを利用して、近くの美容院でシャンプーをしてもらっています。
すると、自分で髪を洗う手間が省けるのに加えて、家と美容院を往復することで、「1日1万歩歩く」という「やりたいこと」が自然とできるようになりました。
さらに、「10年後も今の若さをなるべく保つ」「1秒でも長く仕事の時間を確保する」という、今年やりたいことにもつながって、一石二鳥どころか三鳥にも四鳥にもなっている実感があります。
「こんな自分になりたい」という将来像があるなら、それに近づくために「今、何をしたらいいか」を考えれば、自然と「やらないほうがいいこと」は見えてきます。あなたは何をやめますか?