2023年人気だったビジネス書の著者は? 本の要約サービスによるTOP10
2023年12月15日 公開 2024年12月16日 更新
累計会員数110万人を突破した本の要約サービス「flier(フライヤー)」。本稿では、公開している約3,400冊の書籍の要約の中から、2023年の1年間でフライヤーの要約が最も読まれた「もっとも読まれた著者」をランキング形式で紹介します。
2023年最も読まれたビジネス書著者ランキング
本ランキングは「flier」の有料会員を対象に、スマホアプリおよびウェブのアクセス数(要約閲覧数)を、著者別で集計し、順位付けをしています。集計期間は2022年12月1日~2023年11月30日です。
【順位:著者名/代表作/出版社】
1位:内藤誼人/いちいち気にしない心が手に入る本/三笠書房
2位:樺沢紫苑/言語化の魔力/幻冬舎
3位:永松茂久/人は話し方が9割/すばる舎
4位:枡野俊明/仕事も人生もうまくいく整える力/三笠書房
5位:安達裕哉/頭のいい人が話す前に考えていること/ダイヤモンド社
6位:塚本亮/「すぐやる人」と「やれない人」の習慣/明日香出版社
7位:越川慎司/17万人をAI分析してわかった 最強チームの条件を1冊にまとめてみた/大和書房
8位:スティーブン・R・コヴィー,フランクリンコヴィージャパン(訳)/完訳 7つの習慣/キングベアー出版
9位:鈴木祐/運の方程式/アスコム
10位:山本大平/トヨタの会議は30分/すばる舎
第1位 『いちいち気にしない心が手に入る本』の内藤誼人さん
2023年の1年間でフライヤーの要約が最も読まれた著者である心理学者の内藤誼人氏は、今年度の集計期間の中だけでも『いちいち気にしない心が手に入る本』『「人たらし」のブラック心理術』『人に好かれる最強の心理学』をはじめ、たくさんの要約が配信されました。
学術的な心理学の実験をわかりやすく、身近な事例も交えながら興味を引く形で紹介しているので、楽しく学べて仕事にも役立つ、と評判。どの本もとても読まれているので、納得の1位です。
コミュニケーションのためのヒント、日常を穏やかに過ごすためのことばのニーズが高いことがよくわかります。人同士の支え合いが社会を成り立たせている一方、ストレスの大部分も人との関係から生まれることを思えば、今後もこの傾向は変わらずに続くと言えるかもしれません。
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【内藤誼人さんからのコメント】
今回、ビジネス著者名ランキング1位に選ばれたとの連絡を受けまして、非常に驚くとともに、心から嬉しく思いました。ありがとうございます。私の著書が、読者のみなさまに少しでもお役に立つのであれば、これほど著者冥利に尽きることはありません。
私は、もともと資料を調べたり、執筆をしたりするのが大好きですので、これからも読者のみなさまに喜んでいただけるような本を作っていきたいと思います。
また、私の本を通じて、「心理学」という学問にも興味を持っていただければ幸いです。
自分が心理学者だからそう思うだけなのかもしれませんが、心理学ほど、知的好奇心を刺激してくれる学問は他にありません。これからもよろしくお付き合いくださいませ。
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未来屋書店×flier フェア開催!
「2023年最も読まれたビジネス書ランキング」の発表を記念して、イオングループの「未来屋書店」とコラボした書店フェアが開催されます。
各店舗に特設されたフェア専用棚には、「2023年最も読まれたビジネス書ランキング」にランクインした書籍の中から、未来屋書店とフライヤーがピックアップしたおすすめ書籍が並ぶそうです。
書籍につけられたPOPのQRコードを来店者がスマートフォンで読み取るだけで、 4,000字程度にまとめた各書籍の要約文を無料で「立ち読み」することができるんだとか。ランキング内に気になる書籍がある方は、ぜひ気軽に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
フェア名:未来屋書店×flier フェア
開催期間:2024年1月10日(水)~2024年3月9日(土)
実施店舗:全国の未来屋書店 96店舗(1月10日時点)
営業時間:各店舗の営業時間に準ずる
展開書籍:「2023年最も読まれたビジネス書ランキング」内、未来屋書店で発売している書籍
●出典元
プレスリリース(株式会社フライヤー)