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【初対面】 緊張してもうまく話せるテクニック

2013年01月23日 公開

麻生けんたろう(ラジオDJ/パーソナルモチベーター)

《PHPビジネス新書『結果を出す人、出せない人の話し方』より》

緊張の初対面を、得意分野に!

初対面ですべてが決まる。

これは案外大げさではなく、ビジネスマンにとっては核心を突いていると思います。

一度会ったけれど印象に残らない、あるいは印象が良くなかった人とは、誰だって、もう一度会おうとは思いません。

ここでは誰もがドキドキする初対面について、準備段階から現場での発話まで、これさえ知っていれば安心という項目を取り上げます。

仕事相手との初対面で、こちらからアポを入れた場合、口火を切るときにはまず自分から自己紹介をすることになるでしょう。

また、複数の人がいる場では、「ここで、自己紹介をしてもらいましょう。まずは、鈴木さんからお願いします!」 などと、突然に振られて慌てることもあるでしょう。

「どうしよう、何を話せばいい?」「変なこと言っちゃって印象悪くなったら嫌だな」「なんとか無難に終わらせよう」

そう思って、いざ始めたはいいけれど、

「せっかくだから良い印象を残したい気もするし……」  「かといって、あまり話し過ぎるのは良くない」「余計なことまでしゃべって、根掘り葉掘り聞かれたくもないしなぁ」

と、あれこれ考えてしまうのが、“初対面”そして“自己紹介”です。

どんなことをどこまで話せばいいのか、そのさじ加減も悩むポイントのひとつかもしれません。そして、この自己紹介がビジネスシーンできっちりできると、その後の人間関係が築きやすくなるのはご存じの通りです。

ラジオでもゲストをお迎えする際には、自己紹介に特に気を配ります。オンエア5分前に「はじめまして」というケースがほとんどであるため、その5分間次第で、インタビューしやすい雰囲気が築けるかどうかが決まるからです。

それほど相手との距離を縮めるのに大切な自己紹介なのに、私が個人指導をしているクライアントさんの中でも、なんと8割以上の人が「できれば避けたい」とまで言っています。

でも、そんな潤滑油のない接し方では、仕事にならないのも事実です。新規取引先に訪問したときはもちろん、ルートセールスでも、相手の担当者が変われば、そのたびに自己紹介をする機会があります。

同じ社内であっても、地方の営業所から本社に出張したときには、会議の前にちょっとしたスピーチをしたり、アフターファイブの席で話をしたりする場面もあるでしょう。

この章では、初対面に際して感じるプレッシャーや緊張感を軽減し、さらには相手に好印象を残すようなアプローチをご紹介します。

中途半端な初対面や自己紹介のせいで、ビジネスチャンスを逃さないためにも、ぜひ参考にしてください。

(内容の一部をご覧ください)

 

雑談から本題にうまく入る方法

本題に入る前に雑談をはさんで、少しでも相手との距離を縮めておきたい。

大事な商談を任されたビジネスマンなら、なおさらでしょう。人の判断には理性と感情の2つが大きく影響します。

数字だけでYESを引き出せる圧倒的な好条件でもない限り、相手の感情面にアプローチしていく術はなくてはなりません。

その1つが“雑談”なのですが、わかっていても何を話していいのかわからず、つい、お天気の話でつないでしまうのが現実ではないでしょうか。

もちろん、「今日は久しぶりに汗ばむ陽気になりましたね」という入り方がまずいわけでは決してありません。

でも、おそらくあなたの本当の悩みはそこではなくて、「無理に雑談をしようとしているな」と相手に気付かれることでしょう。

たとえば、次のような場合です。少し長いですが、やってしまいがちな流れなので読んでみてください。

「今日はお時間をいただきましてありがとうございます」
「いえいえ」
「昨夜の台風は大丈夫でしたか?」
「ええ、途中、電車が止まって大変でしたけど、なんとか帰れましたね」
「そうですか……私も昨日は早めに会社を出たんですが、白楽についたとたん、電車が止まってしまって、もう参りました」
「はあ」
「1時間待っても動かないので、結局、そこからタクシー乗り場に並んで、家に帰れたのが深夜1時でしたね」
「それはそれは……」
「家が遠いと、こういうときに困りますよね」
「ええ、まあ」
「今日は晴れてよかったですね」
「はい」
「ところで、先日ファックスでご案内した研修プログラム、ご検討いただけましたか?」

雑談から本題に入る展開があまりにも露骨すぎると、相手に形式的な印象を与えて、努力とは裏腹におざなりな印象を与えてしまいかねません。

雑談はさりげなく、スムーズに本題へつながるステップであるべきです。雑談とは「雑に話す」のではなく、「that’s段!」。見ての通り、「ステップ」なのです。

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麻生 けんたろう >

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