「悪い流れ」がガラリと変わる魔法の習慣 ― 最近なんだか絶好調!
2013年07月04日 公開 2024年12月16日 更新
最近どうもツイていない……。人生の流れを変えたいという方は多いのではないでしょうか。運命を好転させ、ツキを呼び込むためには、日常生活のあらゆる場面でプラスの気を増やす習慣をつけることが大切です。心理カウンセラー植西聰氏が人生の流れを好転させるポイントを紹介します。
※本稿は、植西聰著『「悪い流れ」がガラリと変わる魔法の習慣』(PHP文庫)の内容を、一部抜粋・編集したものです。
「気」にはプラスとマイナスがある
地球上のあらゆるところには「気」が満ちあふれています。
その代表的なものが「空気」です。
空気が存在するおかげで、人間をはじめ、ありとあらゆる生物は生きていくことができます。
また、空気には温度があり、これを「気温」といいます。
そして、気温がもたらす空間の状態を、「気候」あるいは「天気」といいます。
人間はこうした「気」の作用を受けながら生活しているのですが、実はそれ以外のところでも大きな影響を受けています。
「気」にはマイナスとプラスの2つがあって、身体がマイナスの気の影響を受けると「病気」になり、プラスの気の影響を受けると「元気」になります。
これは身体に限ったことではありません。
「気(エネルギー)」というものは、人の心にも存在しています。
マイナスの気が心の中に多くなると、やることなすことがうまくいかなくなり、人生の流れが悪いほうに傾いてしまいます。
逆に、プラスの気が心の中に増えると、何事もうまくいくなど、人生が良いほうに流れていくようになります。
つまり、「気」には、私たちの生命のみならず、運命をも左右する大きな力があるのです。
そして、運命を好転させ、ツキを呼び込むためには、「気」の悪い流れを断ち切って、良い流れに変えていく必要があります。
そのためには、日常生活のあらゆる場面でプラスの気を増やす習慣をつけることが大切で、そうすることによって人は思い通りの人生を歩むことが可能になるのです。
「悪い流れ」を「良い流れ」に変えるための9つのポイント
中国に「隗より始めよ」という格言があります。
昔、中国に燕という国がありました。その燕の国の王様が郭隗という家臣に、「賢者をこの国にたくさん集めるためにはどうしたらいいか」と尋ねたことがあります。
すると、郭隗は「賢者を招きたければ、まず私のような何の取り柄もない家臣を重く用いることです。そうすれば自分より優れた人間が自然に集まってきます」と答えました。
要するに、この格言は、大事をなすには身近なことから着手することの大切さを表しているのです。
人生の流れを良い方向に変える場合もまさに同じで、そのためには身近なこと・当たり前のことをキチンと行う習慣をつけるといいでしょう。
そのためには、以下の9つのポイントを肝に銘じるといいと思うのです。
(1)日々の習慣を変える。
(2)考え方を変える。
(3)プラスの言葉を使う。
(4)行動力を高める。
(5)生活スタイルを変える。
(6)人生の楽しみを見つける。
(7)人への接し方を変える。
(8)世のため、人のためにいいことをする。
(9)自分を磨く。
それぞれの具体的な実践方法について、詳しく述べていきましょう。
(本書『「悪い流れ」がガラリと変わる魔法の習慣』には、上記9項目に各10個の実践方法を掲載しています。ここでは、その一部をご紹介します)