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PHPオンライン衆知 » 社会 » 入社3年という大切な時期に 力を持て余す若手社員たち
2017年05月21日 公開
いまや日本社会のど真ん中の課題になっている働き方改革。政府が掲げているテーマは多岐にわたりますが、もっとも重要なものはどれなのかと問われれば、多くの方が、長時間労働とお答えになると思います。
日本の長時間労働は、大きな政策課題として議論されてきました。2000年代に少子化対策を議論する中では、正社員が長時間労働しているため、ワーク・ライフ・バランスが損なわれ、家庭生活が犠牲となり、少子化の大きな原因の一つになっていると指摘されました。
1980年代の日本人の総労働時間の平均値は、年間2100時間。欧米とは、大きな開きがありました。当時の政府は、年間1800時間という目標を掲げ、民間企業に時短を呼びかけ、労働基準監督署による監督を強化するなどの施策をとりました。
近年の日本の総労働時間は、大幅に減少しています。国のデータでは1800時間を切っています。しかし、この数字には、仕掛けがあります。実は、この30年間に、パートタイマーの比率が大幅に増えたために、平均値は大きく下がったものの、正社員に対象を絞った総労働時間は、2000時間程度と、大きくは下がっていないのです。また、1980年代後半は、週休二日制をすべての会社が導入していたわけではありませんので、当時と比べると、正社員一日当たりの労働時間はむしろ長くなっているのです。
最も長い時間働いているのは、40歳前後の男性です。この年代の男性社員が、会社の中核として忙しく働いていることは、皆さんの実感とも合っていると思います。
では、若手社員はどうでしょうか。長く働いているイメージがありますか? 自身が若手だったころは、がむしゃらに働いたものだ、という方も多いかもしれません。
しかし、その労働時間はそれほど長くはないのです。2016年にリクルートワークス研究所が行った「就業意識と実態に関する調査」の結果を見ると、週当たり労働時間が40時間未満の人がもっとも多いのが、入社3年目までの若手社員たち。
50時間以上働いている人の比率も、この年次がもっとも低くなっています(図表1)。
他の調査を見ても、状況は同じです。国が実施している信頼性の高いデータでも、若手社員の労働時間は短めです。
近年では、入社間もない新人・若手が、過重労働に耐えかねて自らの命を絶つ、という大変に痛ましい出来事が起きています。ブラック企業問題でも、若手が過多な労働を強いられているという話をよく耳にします。こうした事件や報道から、若手社員の労働環境が総じて劣悪なものになっているのではないか、という想像をしてしまいがちですが、労働時間という側面でいえば、そのようなことはないようです。どうも、長時間働きすぎで、やる気を失っている人が多いわけではないようです。
では、そんな若手社員は、仕事に前向きに取り組んでいるのでしょうか。持てる力をフルに発揮しているのでしょうか。調べてみると、その結果はショックなものでした。
先ほどご紹介した「就業意識と実態に関する調査」によると、能力の70%以上を出して頑張っている人は、上の年代では4割を超えていますが、若手は3割に遠く及びません。持てる力の40%も力を発揮していないという人の比率も高く、若手男性では、3割を超えています(図表2)。
このデータを見るに、多くの若手は、実は職場で力を持て余しているようです。仕事にのめりこんで本気で働いているというわけではなさそうなのです。
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