松下幸之助が創刊した雑誌が、いま、職場で読まれている理由

『PHP』は、心あたたまるエピソードや感動エッセイが詰まった雑誌。社員の人格形成や職場活性化にも役立つと、現在、全国1,000社以上の職場で愛読されています。
2018年11月01日 公開
<<「インプットの時代はもう終わっている」「得た知識や情報を、形にできるものだけが生き残る」と主張する成毛眞氏。
著書の『黄金のアウトプット術』では、そのアウトプット術のなかでも難易度の高い「話すアウトプット」についても触れ、多くの読者に示唆を与えている。ここではその一節を紹介する>>
※本記事は、成毛眞著『黄金のアウトプット術』(ポプラ社)より、一部を抜粋編集したものです。
書くことと並んで、話すことは重要なアウトプットだ。文章もそうだが、話も、しないでいると、みるみるうちにそのスキルが低下していってしまう。
それでも、話していれば、徐々に本来のレベルに戻すことができる。なので、話し上手になりたければ、まず、話をする機会を増やすことだ。これが大前提となる。
ただ、話をすることは文章を書くよりも難しい。文章のほうが難しいという人もいるが、それはたいてい、書くことを必要以上に高尚なことだと思い込んでいるか、話すことを誰にでもできる簡単なことだと思い込んでいるか、どちらかの結果である。
そして、「話すアウトプット」の中で、多くの人が悩むのが、プレゼンだろう。プレゼンと一言で言っても種類があるが、ここではBtoBで展開されるいわゆるビジネスプレゼンについて話したい。
話すことは誰にでもできる。しかし、プレゼンをわかりやすく、面白く話せる人は驚くほど少ない。
それでも、だからこそ、ただ話すだけなのと、準備をして話すのとでは伝わりやすさ、面白さがまったく異なるのだ。
これはつまり、準備した者勝ちということだ。話し下手な人は、単に、準備の必要性を知らないだけの可能性もある、というより、その可能性が高い。
どんなものでも、練習をしないよりもしたほうが上手くなる。どれだけ慣れていても、やはり練習をしたほうが上達するし、自信にもなる。
ビル・ゲイツはあちこちで何度も何度もスピーチをしてきたが、それでも、リハーサルはしっかりとやっていた。その重要性を理解していたからだ。
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