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"時代に乗り遅れる人”ほど捨てられない「5つのモノ」

2019年08月26日 公開

成毛眞(なるけまこと)

成毛眞(なるけ・まこと)
(写真:永井浩)

モノを捨てたいけど、なかなか捨てられず悩む人は多い。一方で、古いモノに執着せず、新しいモノを購入するタイプの人間もいる。両者の違いは、ビジネスにおいて、大きな差となって表れる。

なぜ、はるか昔に買ったモノを大事にとっておくのは、ビジネスパーソンにとって"リスク"になるのか。本稿では、成毛眞氏の新著『一秒で捨てろ!』 (PHPビジネス新書)より、ビジネスパーソンが知っておきたい「捨てる力」について述べる。

 

その私物、いつのもの?

まずは、次の質問に答えてみてほしい。

● 2~3世代前のスマートフォン
● 5年以上前に買ったパソコン
● 消費税5%時代(1997年4月〜2014年3月)に買った液晶テレビ
● これまた消費税5%時代に買ったハードディスクドライブ(HDD)プレーヤー
● かれこれ10年以上乗り続けているマイカー

皆さんが持っている私物のなかで、当てはまるものは、いくつあるだろうか。

1つや2つならともかく、4つも5つも該当するとしたら……正直いって、かなりヤバい。”終わっている"と自覚したほうがいい。

「終わっているなんて失礼だ。私は物を大事にしたいだけだ」と言うなら、別にムリして捨てる必要はない。あなたの自由である。ただし、この先、ビジネスの世界で生き残っていきたいならば、悪いことは言わない。

古いものを捨てて、新しいものをどんどん使うべきだ。なぜか。

それは、古いものを積極的に捨てる意識を持たないと、世の中の変化についていけなくなるからだ。いや、あなたが気づいていないだけで、すでに変化についていけなくなっているかもしれない。

 

たった10年で次々に登場する新しいモノ、サービス

10年前と現在を比べると、私たちの生活はじつに様変わりしている。便利な商品やサービスが次々と登場したり、進化したりして、すでに生活に浸透しているからだ。

たとえば、ガジェットで言えば、「アマゾンエコー」や「グーグルホーム」などのスマートスピーカーは、2014年頃に相次いで誕生し、リビングの「顔」になりつつある。

2015年にお目見えした「アップルウォッチ」などのスマートウォッチをつけている人も、日常的に見かけるようになった。ドローンも普通にホームセンターで売られていて、持っている人が増えてきている。

乗り物に関しては、ハイブリッドカーに加えて、100%電気で動く電気自動車も市民権を得てきている。テスラのほか、国産車でも、2010年に販売を開始した日産自動車の「リーフ」や三菱自動車の「i‐MiEV」などが町中を走っている。

カーシェアも、都市部ではすっかりお馴染みになった。東京の道を走っていると、そこら中でカーシェアのステッカーが貼られた車を見かける。

冷蔵庫や洗濯機などの家電はIoT(モノのインターネット)搭載が当たり前となった。外出先から冷蔵庫の中身をチェックしたり、洗濯物に合わせて自動で洗濯モードを切り替えたり、どんどん機能が進化している。HDDレコーダーは、複数のチャン

ネルのTV番組を24時間・数日間、全部録画してくれる「全録」レコーダーが、いまや標準的だ。

ウェブサービスも、進化が著しい。音楽は「iTunes」からダウンロードしていたのはいまや昔で、「スポティファイ」や「アップルミュージック」のような、聴き放題の音楽ストリーミングサービスを利用する人が急増している。

「ネットフリックス」や「アマゾンプライム・ビデオ」のような動画配信サービスも群雄割拠していて、自宅で自由自在に好きなものが見られるようになった。

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