正月太りに朗報!ズボラでも実践可能な「リセット食事術」
2019年01月07日 公開 2019年01月07日 更新
<<2019年を迎え、新たな気持ちで一年のスタートを切りたいもの。
しかし、忘年会や新年会が続き、どうも体が重い。お腹の肉を摘まみながら、ため息を吐く人もいるのではないでしょうか?
本稿では、『疲れない体をつくる疲れない食事』を上梓した、管理栄養士の柏原ゆきよ氏が、「食べ過ぎ・飲み過ぎ」に最適な食事術を紹介します。>>
※本稿は『疲れない体をつくる疲れない食事』(PHP研究所刊)より一部抜粋・編集したものです
飲み会続きでも「ぽっこりおなか」を防ぐ”ごはん&みそ汁”
接待や出張などで外食が続く日もある―。そんなビジネスパーソンは多いと思います。せっかくのお付き合いですから、楽しみつつ、体調も維持してパフォーマンスを落とさないことが求められます。
しかし、忘年会シーズンなどで、連日連夜、宴会料理が続くと、やはりおなかが出てきます。
よく「ビールが太る原因」と勘違いしている方がいますが、アルコールそのものではそれほど太りません。もしあなたが「ぽっこりおなか」だとすれば、食べ物のほうに原因があります。
昼を抜いたり量を減らして飲み会に臨むと、おなかが空いていて過食しやすいうえ、吸収率が高く太りやすくなります。血糖値も上がりやすく、危険です。
夜は、おかずが多くなるのがわかっていますので、昼はおかずを減らしてごはんとみそ汁を中心にしましょう。
おかずが少なくごはん中心だと、夕方にはおなかが空くと思います。飲みに行く前、または飲み会の最初に、おにぎり1つくらいおなかに入れてから飲み始めるのをおすすめしています。朝食と同様に、おにぎり屋さんを効果的に利用しましょう。
最初に選ぶべき4つの食べ物
そもそも「ぽっこりお腹」は、食べ物の選び方とその順番が関係しています。
おつまみ選びは最初が肝心。次に挙げる4つのキーワードでメニューを選んだら、いったんそこでオーダーストップ。少し食べてから、メインの肉、魚を自由にチョイスしましょう。この順番なら、油や糖の吸収をおだやかにすることができます。
【おつまみ選びの4つのキーワード】
1.ネバネバ…… とろろ、オクラ、納豆、海藻類(もずく、わかめ、昆布)、なめこ
2.豆・豆製品……枝豆、そら豆、いんげん、豆腐、納豆、味噌
3.色の濃い野菜・海藻…… ほうれん草、小松菜、ブロッコリー、アスパラガス、ひじき、もずく
4.キノコ……しいたけ、しめじ、まいたけ、エリンギ
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ごはんとみそ汁が、おつまみを「押し出す」役割を担う