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「いい声」で相手も自分もコントロールする人 "表情筋"の使い方に違いアリ

2019年03月18日 公開

鳥山真翔(とりやままなと:ボイストレーナー)

声は自分でコントロールできる

でも、そもそも声は体の一部のようなもの。声の響きやトーンを自在に変えることはできるのでしょうか?

もって生まれた声の特徴を変えることなんてできるのだろうか、と、思われていませんか? 声は声帯の振動によって生まれます。もちろん声帯そのものを変えることはできません。

しかし、声帯で生まれた声をどこで響かせるか(=共鳴させるか)によって、声の響きやトーンは変えることができるのです。つまり、声は響かせ方のコツがわかれば、変えることができるのです。

また、声は場のコントロールに影響を及ぼします。

たとえば、明るく元気な声で挨拶されれば、自分まで思わず元気になりますし、暗いトーンでボソボソ話をされたら、なぜか聞いているこちらまで気持ちが塞いできますよね。

自分の声によって場の空気をコントロールできたら、自分が作りたい雰囲気に合わせて自分の声をコントロールできたら、自分の伝えたいことが、相手により伝わりやすくなるはずです。

とはいえ、いくら相手に伝えたいからといっても、声を張り上げればいいというものではありません。逆に、単に張り上げるだけの大声は相手の脳にも悪影響を与えます。

相手にはっきりと伝えるためには、声を響かせればいいのです。肺活量も関係ありません。

俗にいう声が通るというのは、声が響くということ。

声を正しく出し、声が響くようになれば、相手の耳にしっかり届くし、滑舌もよく聞こえるのです。話しすぎで声が枯れる、喉が痛くなるといったこともなくなります。
 

表情筋を使って鼻腔で共鳴させる

では、正しい声の出し方とは、どういうものなのでしょう?

まずは、声が響く=共鳴する場所のことからお話ししましょう。

声が共鳴するのは体の中の空洞です。気管、口腔、鼻の穴など体にはいくつか空洞がありますが、中でも一番大きな空洞は、目と鼻の裏側にある鼻腔。

一番大きな空洞である鼻腔で声を共鳴させることができれば、声という音の振動がより大きくなり、声が通るようになるのです。

でも、いきなり「鼻腔で声を共鳴させる」といっても、どうすればいいのかわかりませんよね。

鼻腔共鳴は、ボイストレーニングの目的ともいえるもので、通常はトレーニングに2年くらい通わなければ習得できないといわれています。

でも、ただでさえ忙しいビジネスパーソンの方々は、2年も待っていられないでしょうし、だいたいそこまで時間もかけられませんよね。

そこでご紹介したいのが「鳥山式美顔ボイトレ」です。

鳥山式美顔ボイトレの特長は、随意筋である「表情筋」を意識的に動かすことで、不随意筋の神経をコントロールし、声帯周辺の筋肉をリラックスさせたまま、発声を行うなこと。そして、さらに、「表情筋」の力で、鼻腔に空気を送り、響かせるということ。

そして、さらに、「表情筋」の力で、鼻腔に空気を送り、響かせるということ。

ちょっと難しいですね。随意筋というのは、意識的に動かすことのできる筋肉のこと。一方の不随意筋というのは心臓や胃などの筋肉のように、神経によって操作される筋肉のことです。

随意筋、つまり自分の意思で動かせる表情筋を使うことで、上顎についている軟口蓋という不随意筋が自然に動き、鼻腔へ空気を送り込むための気道が確保されるやすくなるのです。わずか40秒のエクササイズでこの発声ができるようになる。これが鳥山式なのです。

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顎を動かさなければ、長く話していても喉が痛くならない?! >



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