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生き方

大人になって忘れた「本当にやりたかったこと」 思い出すと人生が変わる

小川孔一(HAPPY WOMAN代表)

2019年06月28日 公開 2022年07月27日 更新

 

不安なときは「とにかく行動してみる」とラクになる

不安なことは、考えれば考えるほど増大していきませんか?

どんどんネガティブな思考になり、なかなか抜けられない不安の連鎖に陥ってしまいます。

しかし、あなたの人生の主役であるあなたが、不安におびえ、うずくまっていては物語は進みません。

新しいことを始めようとするときや、自分の信念に従って行動を起こそうとするときは、不安な気持ちになるものです。

でも、実際にはその不安が的中するようなことはほとんど起きません。起こってもいない不安におびえるよりも、一歩踏み出してみましょう。

「自信がないからできない」と諦めるのではなく、やってみることが自信につながっていくのです。

行動の積み重ねが「成果」を生み、成果が生まれると今後の見通しがつくようになります。そして、「自信」が生まれます。その途中に現れてくる恐怖や不安はただの妄想でしかなく、ひたすらに「やってみる」行動を続ければよいのです。

恐怖におびえる無駄な時間をなくし、シンプルに行動を起こしてみましょう。

 

「嫌われたくない」が強すぎると「自分らしさ」が消えてしまう

映画では、登場人物がみんな同じ考え方や行動をしていては、面白い作品にはなりませんよね。人生も同じ。人に合わせようとする必要はあり
ません。

人と違うことがあなたの力になります。自信を持って、人と違うことをしましょう。「個性」が最高にエキサイティングでワクワクする物語を作り上げるのです。

「人からよく思われたい、嫌われたくない」という思いは誰もが持っていますが、その思いが強すぎると個性を殺す原因になってしまいます。大勢のファンを持つ人やビジネスで成功した人は、人を惹きつける個性や魅力があると言われています。

個性を活かすことがあなたの人生を豊かにし、幸せに導いてくれます。自分らしさを殺さないように、自信を生み出すために個性を活かしていきましょう。

「自分には個性がない」と考えている方は、個性がある、ないということではなく、自分の持っている魅力に気づいてあげることが大切です。今までの生き方を肯定し、まずは自分のよさ、自分にしかないものを見つめ直してみてください。

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