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生き方

大人になって忘れた「本当にやりたかったこと」 思い出すと人生が変わる

小川孔一(HAPPY WOMAN代表)

2019年06月28日 公開 2022年07月27日 更新

 

なぜ笑顔を作ると気持ちが変わるのか

私は、「いつも笑顔」を心がけています。また、商談や打ち合わせのときに最も重要視しているのが「笑い」です。

その場にいる方々を笑顔にすることで空気が変わり、自然とよい流れになっていくからです。眉間にシワを寄せた人よりも、笑顔の人のほうによい印象を抱くと思いますが、それは人が本能的に笑顔の人を「味方」に区分するからだそうです。

また、落ち込んでいるときも、笑顔一つで気持ちが少し軽くなりませんか? これは、「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンの影響で、セロトニンは気持ちを安定させる働きを持っています。

笑顔を作ることで分泌量が増えることがわかっており、落ち込んでいても笑顔を作ると気持ちが和むのはそのためだそうです。

そして、笑顔の人を目にすると、人はハッピースイッチが入ります。気持ちがハッピーになれば、自然と笑顔になり、ハッピーは周りにも連鎖していきます。

昔から「笑う門には福来る」と言いますが、笑顔がもたらすものは、心にも体にも、人間関係にもよいことばかりです。自分自身を応援するためにも、どんどん笑っていきましょう。

 

自分のやりたいことは言葉にして「発表」すれば応援される

「夢はありますか?」と聞かれて、明確に語ることができる方は多くありません。また、「特にやりたいことも目標もないという場合はどうすればいいでしょう?」という質問もよく聞きますが、それは夢や目標がないのではなく、見つかっていないだけではないでしょうか?

そんな方には、自分の心に秘めたやりたいことに気づくための、「人生の棚卸し」をおすすめします。

今までの人生で、うれしかったこと、熱中したこと、楽しいと感じたことは何ですか?

あなたは何が好きで、何が嫌いですか? どんな人生を送れたら幸せですか? 理想の自分の姿を考える時間を用意して、願望を明確にしてみてください。

そして、あなたの「こうなりたい」という物語を思い描いたら、周りの人に話してみましょう。そうすれば共感し、応援してくれる人が現れます。

やりたいことを言葉にして発表すると、たくさんの仲間が見つかります。宣言することで力も湧いてきます。ワクワクすることに向かって動き出せば、未来は確実に変わっていくのです。

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